ソムリエ試験練習問題【アルザス】グラン・クリュの例外規定

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こんにちは!今回はアルザスのグランクリュの例外規定について学習しましょう!

アルザスにはグラン・クリュがなんと51個もあるのですが、ブルゴーニュと違って全て覚える必要はありません

むしろ例外規定の方がよく問われます。

 

練習問題 アルザスのグラン・クリュ

Q:A.O.C.Alsace Grand Cruで、Sylvanerを単一で醸造することができるものを選んでください。

①Altenberg de Bergheim

②Zotzenberg

③Kaefferkopf

④Wineck-Schlossberg

クリックで回答と解説を表示!

正解は②のZotzenberg(ゾッツェンベルグ)です!

 

アルザスのグラン・クリュは原則として認められている品種はリースリング、フェヴルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカの4つです。

ただし例外が3つあり、それがZotzenberg(ゾッツェンベルグ)とAltenberg de Bergheim(アルテンベルグ・ド・ベルガイム)とKaefferkopf(ケフェルコップフ)です。

 

Zotzenbergはリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、シルヴァネールのいずれかを単一で醸造します。ミュスカではなくシルヴァネールが認められているのがポイントです。

 

Altenberg de Bergheimはゲヴュルツトラミネール、リースリング、ピノ・グリいずれかの単一醸造、もしくはこれら3品種の混醸が認められています。

 

Kaefferkopfはゲヴュルツトラミネール、リースリング、ピノ・グリいずれかの単一醸造、もしくはゲヴュルツトラミネール、リースリング、ピノ・グリ、ミュスカを混醸またはアッサンブラージュが認められています。

Altenberg de Bergheimと似ていますが、違いは混醸とアッサンブラージュにミュスカが認められている点と、アッサンブラージュが認められている点です。

ちなみに混醸とアッサンブラージュの違いは混醸は果汁の段階で混ぜるのに対して、アッサンブラージュはワインにしてから混ぜる点です。

ワイン概論の知識は意外なところで登場します。時々復習しておきましょう。


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