
レストラン ランブロワジー(L’AMBROISIE)は、パリの4区にある高級フランス料理店です。
丁寧で的確な調理技術と奇をてらわない正統派のフランス料理を提供し続けています。
シェフはオーナーでもあるベルナールパコ―↓で1947年生まれ。
1986年から現在までミシュランの三ツ星を守っています。
派手な印象のパリの三ツ星レストランにあって地道に高品質な料理を提供し続けるお店として知られています。
アランデュカスをはじめとする世界中に高級店を展開するタイプのシェフではなく、一つのお店に腰を落ちつけて腕を振るい続けています。
1970年代にパリの三ツ星でも最も勢いのあったヴィヴァロワでスーシェフを務めます。
ただし当時のヴィヴァロワは社交場に近く、シェフはいわゆる社長業だったのです(パリの三ツ星レストランはレストランの枠を超えていることが多い)。
そのヴィヴァロワで実際に調理場を仕切っていたのはベルナールパコ―でした。
1981年に最初のパリの5区にお店をオープン(店名は同じ)。
するとすぐにとびぬけた品質の料理に評論家たちから絶賛の評価を得ます。
翌年にはミシュランで1つ星を獲得、さらにその翌年に二つ星を獲得します。
このスピードは当時のミシュランでは異例でしたが、三ツ星は4年かかり1986年に獲得します。
レストラン ランブロワジー
行き方・アクセス
パリの三ツ星レストランとしては珍しく東側にあります。
レストランはヴォ―ジュ広場に面していて、周りはビストロやカフェの並ぶ一角にポツンとあるようなイメージで、普通はここに世界のグルメ垂涎の店があるとは思わないでしょう。
メトロのCHEMIN VERT,BASTILLE,SAINT PAULからそれぞれ徒歩で5分ほど。
バスティーユ近辺は夜は物騒な雰囲気がありますので念のため用心しましょう。
レストランの料金
210ユーロから390ユーロが料理の目安です。
ワインとサービス料を合わせると一人400ユーロは見ておいたほうがいいでしょう。
パリで長年三つ星を守ってきた名門レストランにしては押さえめの金額で、日本人からも人気のお店です。
予約は最低でも3週間前までにして、3日前には必ずコンファームを入れましょう(お店からも前日にかかってくる)。
高品質の極み
ランブロワジーは、奇をてらった三ツ星を狙いに行く料理というよりは、確かな素材と極限まで高めた技術を楽しむレストランといえます。
↑のカカオのサブレなども、見た目は普通のチョコレートケーキなのですが、一くち口に含むとこれまで味わったことのないカカオの風味と上質なブランデーのほのかな風味が広がります。
店内もタピスリーのかけられた落ち着いたセンスのいいインテリアで、長年築き上げてきた一流店だけが持つ雰囲気を兼ね備えています。
東京都港区三田のフレンチの名店、コート ドールの斎須シェフはランブロワジーが三ツ星を取る直前までパコ―を支えた右腕として知られています。
多くの日本人シェフから尊敬を得られていて、多数のスタージェを受け入れています。
レストラン ランブロワジー
住所:9 Place des Vosges75004 Paris
バス: Place des Vosges – ligne 29 29番̟プラスデヴォ―ジュ
メトロ:
Bastille – lignes 1,5,9 1,5,9番線のバスティーユ
Saint Paul – ligne 1 1番線のサンポール
Chemin vert – ligne 8 8番線のシュマンヴェール
日曜日、月曜日 定休
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