アミオ セルヴェル(AMIOT SERVELLE)はフランス、ブルゴーニュのシャンボール ミュジニーを本拠地とするドメーヌです。
ドメーヌ セルヴェル タショを前身とするドメーヌであり、現当主はクリスチャン アミオ氏です。
所有する畑はシャンボールミュジニーを中心に7haほどで、シャンボール ミュジニーのレ ザムルーズやレ シャルム、ジュヴレ シャンベルタンのシャルム シャンベルタンを所有しています。
2010年からはアミオ家の畑であったクロ サン ドニも加わっています。
アミオセルヴェル
シャンボールミュジニーの名門ドメーヌ
クリスチャン氏は有機栽培への意識が高く、2003年より有機農法を始め、2008年にはAB認証を取得しています。
収量は30~40hl/haと厳しく制限されており、収穫はしっかりと完熟したブドウをすべて手摘みで行います。
基本的に100%除梗しますが、しっかりと梗まで熟すことが出来たヴィンテージでは一部除梗せずに使用します。
4~5日程度低温浸漬を行い、木製の開放桶で発酵を行います。熟成はオーク樽により15~18ヵ月行い、新樽率は10~75%とキュヴェにより大きく異なります。
ワイナリーの歴史
アミオ セルヴェルの歴史は、1920年にクレマン タショ氏がワイン造りを始めたことが起源です。
その後クレマン タショ氏の娘セシル女史と結婚したジャン セルヴェル氏がワイン造りに参加し、ドメーヌセルヴェル タショとしてワインを生産していました。
そしてモレ サン ドニのピエール アミオ氏の息子であるクリスチャン アミオ氏がジャン氏の娘と結婚してセルヴェル家へ婿入り、1980年からジャン氏と共にワイン造りを行います。
1990年にはドメーヌ名をセルヴェル タショからアミオ セルヴェルに改称し、クリスチャン アミオ氏が中心となりワイン造りを行っています。
アミオ セルヴェルは、同じシャンボールミュジニーの生産者であるルーミエやヴォギュエに匹敵する評価を得ています。
フラッグシップであるシャンボール ミュジニー プルミ エクリュのレ ザムルーズは、シャンボールミュジニーのピュアさや透明感を如実に表現していると評されています。