ワイン用語集フランスワインブルゴーニュのドメーヌブルゴーニュ地方生産者

アルマンルソーとは?特徴と歴史、基礎知識

アルマンルソーは1910年にアルマン氏によってジュヴレ シャンベルタンに設立されました。

設立当時は食料品店をやりながら、ワインを樽で販売していました。

しかし世間では、ネゴシアンが樽で購入したワインを、不正にブレンドした粗悪品が広く流通してしまいます。

これと言って規制をする法律が当時はなく、かつ、ブルゴーニュワインは評価が高くて「ブルゴーニュワインであれば売れた時代」だったのです。

そこでアルマン氏は、マルキ ダンジェルヴィユらと結託し、慣習上一般的ではなかったドメーヌ元詰めを開始しました。

ネゴシアンに樽を売らずに元詰めを行うことで、ワインのすり替えもおこらず、自身のワインの品質が保たれます。

これはブルゴーニュにおける大きな功績として、知られています。

詳しくはブルゴーニュワインの歴史をご覧ください。

現在のリリースは以下のとおり。モノポールを二つ所有しています。

Gevrey-Chambertin Cuvée Clos du Chateau – Monopole

Gevrey-Chambertin Village

Gevrey Chambertin 1er Cru Lavaux-Saint-Jacques

Gevrey Chambertin 1er Cru Les Cazetiers

Charmes-Chambertin Grand Cru

Mazy-Chambertin Grand Cru

Clos de la Roche Grand Cru

Ruchottes-Chambertin Grand Cru – Clos des Ruchottes – Monopole

Gevrey Chambertin 1er Cru Clos Saint-Jacques

Chambertin Clos de Bèze Grand Cru

Chambertin Grand Cru

 

アルマンルソー

エレガントなワイン造りのドメーヌ

所有する畑は、2代目のシャルル氏の時代に6haから14haまで拡大しました。

またそのうちの8haがグランクリュであり、素晴らしいラインナップを誇ります。

20年ほど前から肥料は使用せず、事実上ビオロジックで栽培しています。

平均樹齢を40年以上に保つため、植え替えも行っています。

アルマン ルソーでは過度に果実が熟すことを嫌い、比較的早い時期に収穫します。

早摘みによりエレガントなワインができるといいます。

エリック氏がワイン造りに参加してから低温浸漬も始め、90%を除梗しています。

 

ワイナリーの歴史

1910年にアルマン氏によって設立。

1959年にアルマン氏が他界し、息子であるシャルル氏が2代目として引き継ぎました。

1982年からシャルル氏の息子、エリック氏もドメーヌに参入し、ワインづくりに携わり、その後栽培家として、エリックの娘のシリエル女史もワイン造りに参加します。

シリエル氏は栽培家として、ニュージーランドやオーストラリアで修業していました。

そして、2016年からシャルル氏の他界により、エリック氏が当主を務めています。

 

ジュヴレシャンベルタンを代表する造り手の一人で、その品質は世界中のワイン愛好家が認めています。

評論家からの評価も高く、マットー クレイマー氏は著書で「アルマンルソーシャンベルタン クロ ド ベーズは模範的な作品」と評価しています。

また、ドメーヌ元詰めを始めたことから、ブルゴーニュワインの品質向上に寄与したドメーヌとも言われています。