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アヤラ シャンパーニュとは?その特徴と歴史

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アヤラは1860年にアイ村に設立されたメゾンです。

規模的にはあまり大きいメゾンではなく、自社畑は30haほどですが、そのほとんどが100%のグランクリュです。

シャンパーニュは甘口が主流であった時代(19世紀後半)から、英国に辛口のシャンパーニュを供給し、高い人気を得ていました。

ブリュットタイプのシャンパーニュが英国での爆発的な人気を出ることを確信し、人気が本格化する前にドライシャンパーニュに切り替えたのです。

 

後述しますが、アイ村(AY)にあるからアヤラなのではなくて、創業者の名前がアヤラだったことが名前の由来です。

 

アヤラは他のメゾンと同様、1911年にブドウ栽培の農民の暴動を受けます。

メゾンとともにセラーも壊され、そして1913年に再建されます。

この暴動は、経済主義に走った当時のメーカーが、シャンパーニュ地方以外の地域からブドウを安く買うやり方に農民が反発したものでした。

 

アヤラは自分のところはそんな悪いことはしていないと無防備でいたのですが、血迷った人は暴れられれば何でもいいという群集心理を理解していませんでした。

無防備だったら襲われないという理屈は通用しないのか、とばっちりを受けて壊滅させられたという笑えないエピソードがあります。

 

アヤラ シャンパーニュ

小ぶりな高品質メゾン

第二次世界大戦以前より、英国王室とスペイン王室の御用達であある格式高いメゾンです。

スタンダードキュヴェはブリュット マジュールで控えめなドサージュを特徴とした、フレッシュでエレガントなスタイルです。

平均3年の瓶内熟成を経ています。

その他には、ブラン ド ブラン ミレジムや糖分無添加のブリュット ナチュールもリリースしています。

そしてアヤラの誇るプレステージ シャンパーニュはペルル ダヤラです。

「アヤラの真珠」と名付けられたそのシャンパーニュはまさにメゾンの宝石と呼べるものです。

評論家や世界中のシャンパーニュ愛好家に評価されています。

 

 

ワイナリーの歴史

もともとアヤラ家はスペイン貴族の家柄でした。

外交官であったエドモン デ アヤラ氏がパリに赴任し、シャンパーニュ地方でワイン造りを学び始めたのが、その歴史の始まりとされています。

1860年にエドモン氏は結婚、妻の資産にアイとマルイユ シュール アイの畑があったことを礎に、メゾンを設立しました。

1882年に設立された、グランドマルク組合の設立時のメンバーになりました。

グランドマルク組合は18の名門シャンパーニュブランドが集まった組合です。

しかし1990年代には経営が悪化、2000年にアヤラはジャン ジャック フレー グループに売却されました。

その後2005年にはボランジェグループの傘下に入りました。

ボランジェの名誉会長であるギスラン ド モンゴルフィエ氏が低迷していたアヤラを復活させたと言われています。

 

アヤラは2017年にはANAラウンジで提供されるシャンパーニュに選ばれ、日本でも評価の高いシャンパーニュです。

 

高品質ではありますが、日本にはほとんど輸入されていません。

シャンパンそのものは大変に上質なので、ワインショップで見かけたときは是非お試しください。