ワイン用語集イタリアワイン

バローロ ワインとは?特徴とブドウ品種、合わせる料理

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バローロはイタリア北部、ピエモンテ州で生産されているワインです。

「ワインの王様」として名高いバローロは、「ワインの女王」と称されるバルバレスコと共に最上級イタリアワインとして評価されてきました。

 

色は深いルビーからガーネット色で、非常に濃厚でコクのある味わいと高雅な香りが豊かなワインであり、イタリアワインの品質等級として最上位のDOCGとして格付けされています。

非常に重くて力強く、かつ、本来の味わいを楽しむためには空気に触れさせて開かせることをお勧めします。

できればお飲みになる1時間前にはデカンタージュをしたほうがいいでしょう。

 
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ピエモンテ州のワインの一覧)

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バローロ

イタリアワインの王様

バローロに使用されているブドウ品種は、イタリア北部で栽培されているネッビオーロ(現地ではスパンナとも言います)です。

ネッビオーロの栽培地は限定されており、主にピエモンテ州ロンバルディア州、ヴァッレ・グオスタ州で生産されています。

 

ネッビオーロ(Nebbiolo)の名前の由来は、イタリア語で霧を意味するネッビア(nebbia)から来ています。

果実に大量に付着した蝋分が霧のように見えることや、秋の収穫時期に霧が発生することから名付けられたとされる説が有名です。

 

しかしこのような手間をかけた分、酸とアルコールがしっかりと得られることで十分に熟成することが可能となります。

それにより深いタンニンと強い酸味による味わいが生み出され、バラやハーブ、トリュフなど多種多様なブーケが絶妙に調和した、世界一魅惑的といわれる香りを持つ、傑出したワインが完成されるのです。

 

 

手間のかかるブドウ品種

ネッビオーロは環境に敏感で、栽培条件が極めて困難な品種です。

加えて発芽時期が早く、収穫時期が遅いため熟すために非常に時間と労力がかかります。

そのため1960年代以降、ピエモンテ州の生産者がネッビオーロを避けた時期があり、これによりバローロの知名度は他の国際的なワインに比べて遅れてしまうのです。

しかし、1980年代以降の食生活のライト化と、イタリア料理ブームによって一気にバローロは脚光を浴びます。

それまでワインといえばフランスワインであったワインファンに、「バローロのような素晴らしいワインもあるんだ」という印象を与えたのです。

日本の1990年代のいわゆるイタ飯ブームでも、バローロは高級ワインとしていち早く日本に知られました。

 

 

バローロ戦争?

ひと昔前までバローロといえば、長期に渡る熟成期間が必要で、飲み頃としては30年とも40年ともいわれるほど扱いの難しいワインとして有名でした。

また抜栓後2日は経たないと、バローロ本来の味わいを引き出すことはできないとも言われていたのです。

二日は言い過ぎとしても、それだけワインが開くのに時間がかかるということです。

しかし、これではサイクルの速い現代人の生活スタイルには到底なじめません。

 

近年は気候や土壌の研究が盛んに行われ、早期熟成を可能とした新しいバローロが作り出されるようになりました。

伝統的なバローロと比べ、樽香が顕著でフルーティーな味わいのバローロを支持する声も多く、「伝統」対「モダン」の論争はバローロ戦争と呼ばれています。

さらに現在では、伝統派と現代派の中間に位置する折衷派までが混在する様相を呈しています。

このような理由から、バローロは作り手によって様々な味わいの違いのありますので、自分の好みにあった銘柄を見つけると良いでしょう。

 

合わせる料理

伝統的なスタイルのバローロも、現代的なスタイルのバローロも、いずれにせよ渋みと酸味が強く、かつ、複雑でフルボディのワインです。

熟成させることによる品質の向上を望むすべての要素を兼ね備えたワインですので、ここはできれば最低でも10年は寝かせて楽しみたいところです。

そうなると料理も家庭料理ではなく、レストランのシェフが丁寧に作ったメインディッシュにこそ合わせたいですね。

赤身肉をじっくりとローストした料理や、ジビエを血液と一緒に煮込んだサルミソースなどはこれ以上のないマリアージュでしょう。


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