レストランでお誕生日をお祝いするならディナー利用でしょうか?
ア・ラ・カルトにしても、コースにしてもお料理に合わせて最適なワインを選びたいもの。
乾杯はシャンパン、お肉には赤、お魚には……。
一皿ごとに別のワインを合わせる。
家庭ではちょっと難しいけれど、そんな贅沢ができるのがレストランでいただくメリットの1つです。
でも、せっかくのバースデー。
特別な日ですからこれぞという1本を頼むのもいいですね。
そんなとき、すべてのお料理にワインをマッチさせるのは至難の業。
というよりも不可能に近いかもしれません。
迷わずお店の料理とワインを知り尽くしたソムリエに相談しましょう。
Contents
誕生日にレストランでワインを楽しむ
なじみのお店となじみのソムリエ
あなたがなじみのお店で優秀なソムリエを知っているのであれば、ほかに選択肢はないかもしれません。
ソムリエに任せて合わせるワインとその理由を聞けば、きっと素晴らしいマリアージュを教えてくれるでしょう。
召し上がる予定のメニューと好み、予算などを考慮してセレクトしてくれます。
いない場合はお店のオススメを注文すれば、まずはずれがありません。
また、なじみのお店であれば事前に打ち合わせをして
「今日は誕生日祝いなので特別な料理とワインを楽しみたい」
と正直に伝えるのも有効かもしれません。
シェフが協力してくれれば特別料理や、場合によっては思い出の料理を再現してくれるでしょう。
そうなるとワインのソムリエのセレクションも気合が入ります。
最高の料理と最高のワインを楽しめるのです。
もっとも、こうなると日ごろからいい店いいソムリエを知っておく必要が出てきますので、ややハードルは高いかもしれませんね。
もう少し現実的なお勧めをしましょう。
お料理を一本のワインで楽しむ
誕生日を大勢で祝うのであればたくさんのボトルを開けることができますが、例えばカップルであればいいとこ二人で一本でしょう。
そのため、お料理に合わせて一本のワインで通すのもいいものです。
この場合は、例えば重すぎたり、軽すぎたりの極端な味わいのワインは避け、できればミディアムボディで滑らかな口当たりのワインがおすすめです。
ブルゴーニュのワインであれば赤白共にグランクリュよりもプルミエクリュのほうがすべての料理に合わせやすいでしょう。
また、ソムリエ的にお勧めすれば、すべての料理に合わせやすいのはダントツにシャンパーニュで、特にロゼシャンパーニュはコース料理を一本のワインで楽しむのに最適です。
メインディッシュにだけワインを選ぶ
少々、邪道にも思えますが、メインディッシュのときだけ、グラスでお願いするのもよいかもしれません。
メイン料理までは各々好みのワインをいただき、メインディッシュの前にソムリエに相談するのです。
シャトーブリアンは上質なフィレ肉のなかでも最高級の赤身で、肉本来の濃い味が特徴。
お飲み物はそれに負けないだけの深いコクと力強い味わいのものがベストです。
ブルゴーニュの最高峰、ジュヴレシャンベルタンはいかがでしょうか?
お魚やデザートには少しヘビーな印象ですからグラスでいただくというのは悪くない選択かもしれません。
こんなやり取りでワインを選んでもらえれば、料理全体の印象がぐっと上がることでしょう。
デザートにもワインはぴったり
お誕生日ならバースデー・ケーキも召し上がることでしょう。
デザート・タイムだけお飲み物を変えるというのも一興です。
お食事が済んだからといって必ずしもコーヒーや紅茶にする必要はありません。
記念日仕様のデザート・プレートといっしょに、甘めのスパークリングワインやシャンパーニュなどを。
意外に感じるかもしれませんが、スイーツと甘口のお酒は相性がよく、上手に組み合わせれば相乗効果でそれぞれがぐんとおいしくなるのです。
誕生日にこそレストランでワインを楽しもう
誕生日は、だれにでも訪れる特別な日。
もちろん祝ってくれる人がいることだけで幸せですが、せっかくですからワインを楽しんで何倍にも幸せを感じましょう。
そしてレストランは、ご家庭でできないようなお料理やサービスを楽しむところです。
できれば事前に確認して、最高の時間を過ごしましょう。
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