自宅で楽しむワイン

生まれ年のワインをプレゼントするときに押さえるポイント

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ワインは贈答用・プレゼントとしても大変に人気で、クリスマスや誕生日、結婚祝いなどに重宝します。

その中でも「生まれ年のワイン」は大変に人気で、皆さんも一度はプレゼントなどに試したことがあるのではないでしょうか。

私自身も意中の女性の生まれ年のワインをプレゼントしたことがあったのですが、その方は私に好意がなく、「重いから受け取れない」と言われた経験があります。

確かに今考えると、好意のない相手から生まれ年のワインをもらっても、なんか恩着せがましくていやだなあと思うのが普通でしょう。

これは何を意味するのでしょうか?

つまり生まれ年のワインを贈られるというのはそれだけ思い出に残るということでしょう。

ここぞというときに生まれ年のワインを贈るのは、最強の攻撃力があるということでもあるのです。

 

生まれ年のワインをプレゼント

最低でも20年もつワインを選ぶ

日本には未成年者飲酒禁止法という法律がありますので、20歳以下のひとはだれでもお酒を飲むことはできません。

この「お酒」とは、アルコール度数1%以上のものなので、よほどのことがない限りワインは飲めないことになります。

そのため、最低でも飲むときは20年前のヴィンテージのワインということになるので、その期間保存ができるワインに限るということになるのです。

大げさではありますが、いくら古いワインはおいしそうだからと言っても1000円のコンビニワインを20年寝かしてもおいしくはなりません。

20年もつワインは、熟成に耐えうるように特別に造っているので、大衆的なつくり方のワインとは全く別物なのです。

 

 

では、20年たってもおいしいワインとは、どのようなワインでしょうか?

 

長持ちするワインとは?

ワインが長い期間の熟成に耐えうるためには、

①アルコール度数

②糖分

③渋み

④酸味

⑤そのほか味わいの凝縮度

このどれかが突出していないとだめです。

例えばブルゴーニュの格付け赤ワインであれば、④⑤が該当するでしょう。

それでも20年もつかは疑問です。

ボルドーであれば③④⑤が該当するかもしれません。

とはいえ20年後に美味しいかどうかはワインによります。

では、甘口ワインはどうでしょうか?

ソーテルヌ格付けワインであれば、20年はぎりぎりセーフでしょう。

ヴィンテージポートであれば、アルコール度数が高いので十分に楽しめます。

 

フランスワインにこだわらなければ・・・

贈答品用のワインとなると、どうしてもフランスワインにフォーカスされがちです。

しかし、フランス以外の国であっても長持ちするワインは比較的簡単に見つけられます。

例えばイタリアのバローロバルバレスコなどは長期熟成型の典型と言えます。

ネッビオーロという品種を使いますが、この品種は渋みと酸味が強くて有名で、20年くらいは十分に熟成に耐えられます。

イタリアではさらに、ブルネッロディモンタルチーノやアマローネなども長期熟成型で有名です。

スペインであればリオハリベラデルドゥエロのグランレゼルバも長期熟成に向いています。

 

シャンパーニュは?

では、贈答品として有名なシャンパーニュはどうでしょうか?

残念ですがシャンパーニュは20年たっても品質が保てるものはすくないと言っていいでしょう。

そもそもシャンパーニュは複数年をブレンドすることで品質の均一化をはかっているので、ヴィンテージ物のシャンパーニュそのものが少ないのです。

ヴィンテージシャンパーニュであっても、リリースする段階で飲み頃であることがおおく、20年以上たつと炭酸ガスが弱まっていたり、風味が損なわれることも多いように感じます。

 

50年物、60年物は?

ここまでは最低ラインの20年を念頭に置いてご紹介しましたが、贈答用にはさらに50年や60年前のヴィンテージも十分にあり得ます。

残念ではありますが、ボルドーやブルゴーニュであっても50~60年おいしさが持つワインはそうそうありません。

長熟で有名なシャトーラトゥールあっても50年もたてば完全に飲み頃を超えてしまい、おいしさは感じられません。

もっとも、こうなるとワインのおいしさよりも「そのワインを楽しむ」ことが目的となることが多いので、イベントとして楽しむのもいいでしょう。

逆に「50~60年前のヴィンテージでも美味しいワイン」となると、一部のヴィンテージポートトカイを除いてほぼ皆無と言っていいでしょう。

 

値段を覚悟しよう

生まれ年のヴィンテージワインは、ただでさえ20年以上前のことが多いですし、そうなると場所代、時間代もバカにはなりません。

夢のないはなしで申し訳ありませんが、近年の企業経営はキャッシュフローを大事にしますので、在庫を抱えるのはだめな経営として株主に反対を食らってしまいます。

そうなると古いヴィンテージのワインはできるだけ早く売りさばこうと考えるのが普通の経営者です。

逆にいえば、それらの逆風を耐えて残ったワインは、それだけの価値があると思って残してあるわけです。

そうなると当然一本の単価は高くなりますし、品質に比べた価格も見合わないことも多いように感じます。

 

まとめ

生まれ年のヴィンテージワインは、20年以上まえのヴィンテージになることがほとんどです。

そのため市場ではなかなか見つけることは難しいでしょうし、見つけたとしてもびっくりするほどの金額であることが多いです。

また、長い期間の間に少しでも保管に問題があるとワインの味わいに与える影響は大きく、有名なワインであればあるほど多くの人の手に渡っているので、保存状態にも不安が付きまといます。

できれば信頼のおけるインポーターや酒販店から購入し、

・20年程度であればボルドーやブルゴーニュの高級ワイン

フランス以外であれば、バローロブルネッロリオハなど

・さらに古い年であればヴィンテージポートなど

などで探すのが無難でしょう。

 

もちろん、ラッピングやシチュエーションなどにも気を使い、贈る相手に喜ばれる形を作って贈りましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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