ワイン用語集セパージュ

カベルネソーヴィニヨンとは?特徴と産地、味わい

カベルネソーヴィニヨン(CABERNET SAUVIGNON)は、世界で最も成功した赤ワイン用の黒ブドウとして知られています。

ほとんどすべての国で栽培されていて、日常消費型のワインから超高級ワインまで幅広くリリースされています。

 

あまり知られていませんが、

ソーヴィニヨンブラン×カベルネフラン

の交配品種でもあります(異なる説あり)。

 

カベルネソーヴィニョンのシノニムはリンク先をご覧ください。

 

カベルネソーヴィニヨン

特徴

カベルネソーヴィニヨンは、小粒で皮が厚く、そのため果汁に占める果皮の割合が高いため、赤ワインに求められる好条件をすべて満たしています。

高い標高での栽培には不向きで、ボルドーのような標高が低く、海岸沿いの海洋性気候のエリアに好んで栽培されます。

粘土質土壌に最適な品種ですが、グラーヴのように砂利質土壌にも個性を発揮することで知られています。

個性が出やすく、単一での生産もありますが、しばしばメルローカベルネフランなどとブレンドしてリリースされます。

ボルドーではブレンドの妙(アサンブラージュ)こそがボルドーの魅力だといわんばかりに、一部の例外を除いてブレンドされて出荷されます。

 

 

おもな産地

世界中のワイン産地で栽培されていますが、冷涼な気候には向かないため、ドイツやカナダ、イギリスなどではほとんど見かけません。

フランスではボルドーを中心にほぼ全域で栽培されていますが、法定栽培品種の規定で縛られているためボルドーや一部南西地域以外ではAOCではほぼ認められていません。

最も成功した産地としては、フランスのボルドー、カリフォルニアのナパヴァレーやソノマヴァレー、オーストラリア、チリなどでしょう。

アルゼンチン南アフリカなどでも重要な品種として知られています。

 

味わい

小粒のため凝縮感が強く、黒いフルーツ(ブラックベリーやダークチェリー、ブルーベリー)などの香りが強くなります。

熟成にも向くため、それらの香りはジャムやコンフィのような香りに変化し、同時になめし皮や腐葉土のような第三アロマが際立ちます。

酸味も渋みも共に強く、そのため長期熟成をしても酒質が安定しやすい特徴があります。

世界的に見ても、フルボディのワインではシラーグルナッシュなどもありますが、唯一無二の品種として存在感を示しています。

 

 

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