レ カランドレは、イタリアのベネチアにある、ミシュラン3ツ星のレストランです。
学生の街パドヴァから8km程離れた、ルバーノという町にあります。
カフェ スタイルのイル カランドリーノと、宿泊施設も併設されています。
日本人のシェフも多くこのお店で修業していて、日本で活躍する人もすくなくありません。
ミシュランでは長く星を獲得していて、ガイドブックの評価もおおむね高いのですが、一部辛辣な意見も見受けられます。
そのため評価の分かれるお店ととらえる人も少なくないようです。
レ カランドレ
名門一家のリストランテ
シェフはマッシミリアーノ アライモ氏です。
アライモ家は4世代にわたり飲食業を営んできた家系です。
レ カランドレの前身となるレストラン アウロラは、1960年代にマッシミリアーノ氏の祖父である、ヴィットリオ氏が創業しました。
その後、マッシミリアーノ氏の母であるリタ キメット女史が引き継ぎ、評価を高めました。
そして現在は息子のマッシミリアーノ氏が、シェフとして手腕をふるっています。
支配人は兄のラファエッロ氏です。
シェフのマッシミリアーノ氏は、フランスの3ツ星レストランなどで修業を経た人物です。
18歳の時に1ツ星、22歳の時に2ツ星、28歳で3ツ星を獲得し、ミシュラン3ツ星獲得の最年少記録を持っています。
レ カランドレの料理は、素材の味をしっかりと引き出したイタリア料理です。
基本に忠実でシンプルな料理が特徴的です。
マグロの出汁を使用した料理など、日本食を取り入れたものもあります。
サフランとハーブを使用したリゾットは、高い評価を得ています。
アクセスと価格のめやす
パドヴァからバスが出ており、10番の市バスで約10分ほどで到着します。ディナー終わりの時間にはバスがないので、注意が必要です。
営業時間は、ランチタイムが水曜日~土曜日の12:00~14:00です。ディナータイムは火曜日~土曜日の20:00~22:00です。日曜日と月曜日は定休日です。
コースは3種類のものから選ぶことが出来ます。価格はすべて250ユーロです。ワインを入れると500ユーロほどが単価として考えられます。
マッシミリアーノ氏は世界中で様々なレストランを展開しています。現在は閉店してしまいましたが、東京にも出店していました。
2015年にレ カランドレは、世界のベストレストラン50に選出されています。
当サイト”ワインの教科書”では、世界の一流レストランをご紹介しています。
できる限り情報は最新・正確のものであるように心がけていますが、時の流れにすべての情報を合わせることはできず、完ぺきではありません。
そのため最終的にはユーザーの皆様でご確認の上、ご利用くださいますようお願いします。
また、レストランの場所によっては治安の悪いところもあり、高級レストランに通うお客を狙った犯罪もあるのが現状です。
そのような場所に高価な服やバッグ、多額の現金等を持ち合わせることは、危険を伴います。
ユーザー様にはこのようなご忠告もあるのだとご理解の上、ぜひ世界の素晴らしいレストランとワインをお楽しみくださいますようお願いいたします。