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シャブリ地区のワインとは?|特徴とブドウ品種、合わせる料理

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フランスシャブリといえば、世界的にも有名な辛口白ワインの産地です。

野菜や牡蠣などと相性が良いだけでなく、和食とも相性が良いことから日本でも人気の高い白ワインですね。

日本にワインが広まりつつあったころに「シャブリ」という響きは覚えやすく、日本料理との相性の良さはマーケティング上都合がよかったのです。

日本で知られるシャブリは、ブルゴーニュの北部にあるシャブリ地区のワインを指しますが、実際にはシャブリ地区のワインにはさらに分類があります。

 
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 winebooks.jp
https://winebooks.jp/category/item/france/bourgogne/chablis

 

(ここでは、シャブリ地区のシャブリ総論を紹介しています。AOCシャブリは別途個別ページをご参考ください)


ご覧の通り、シャブリ地区はブルゴーニュ地方の最北の土地となり、さらにそこで生産されるシャブリは4つの等級に分かれています。

シャブリグランクリュ

シャブリプルミエクリュ

シャブリ

プティシャブリ

(詳しくはリンク先をご覧ください)

と分かれており、上に行くにしたがって品質が高くなります。

AOCシャブリが生産の70%近くを占めています。

シャブリ ワイン

ワインの特徴

シャブリといえば、上質で辛口の白ワインの代名詞です。

クリーンで爽快な酸を感じることができ、ブルゴーニュ最北の冷涼な気候だからこその美しい酸が持ち味となります。

また、シャブリは豊富なミネラルも特徴となっており、石灰質の土壌からしっかりと吸い上げたミネラルを感じることができます。

シャブリグランクリュシャブリプルミエクリュは等級が高いため、複雑で重さもありながら、上品さを一層感じることができます。

また、シャブリやプティシャブリは、早飲みタイプとなり、冷やすことでフレッシュさをより楽しむことができます。

 

ブドウ品種

ブルゴーニュ地方ではほとんどのワインのブドウは単一という規定があり、シャブリでのブドウ品種はシャルドネのみとなります。

シャルドネは人気が高く、世界中でも生産されています。

そしてシャブリの知名度がシャルドネを世界に広めたといっても過言ではありません。

その意味では、最もシャルドネの魅力を出すことができている産地はシャブリ地区といえるでしょう。

 

シャブリ地区のポツン

シャブリ地区は、ブルゴーニュ地方の中では最北端にありますが、なぜかぽつんと離れて位置していることがわかります。

これはなぜでしょうか?

 

もともとシャブリ地区は上質な白ワインの産地としてブルゴーニュ北部全土でブドウ栽培がおこなわれていました。

パリの近くにあったことからも首都の旺盛な食欲を満たし続けていたのです。

しかしそのシャブリ地区に過去最大の危難が訪れます。

 

19世紀の後半に襲ったフィロキセラは、ブルゴーニュ全土を襲い、壊滅状態に追い込むのです。

ブルゴーニュは当時からすでに単一品種で栽培していたため、フィロキセラからすればわかりやすい格好の食糧源となったことも災いします。

 

植えなおすためには大量の資金投下が必要なのところに折悪しく鉄道が開通します。

この鉄道によって南フランスの安価なワインがパリに流通することになり、シャブリ地区は困窮を極めるのです。

 

追い込まれた農家の方たちは当然生活のために、どこかでブドウ栽培に見切りをつけないといけないということになります。

ほとんどのブドウ農家は徐々に金になるほかの作物に切り替えるようになるのですが、シャブリ地区の生産者だけ粘り強くフィロキセラの危難が過ぎ去るのを待ったのです。

これがブルゴーニュの中でもシャブリ地区がポツンとある理由です。

 

そんな生産者が造るワインですから、ワインの質は悪かろうはずはありません。

シャブリ地区のワインがこれほどの名声を得るのは、先人のワインにかける執念が生んだものといえるのかもしれません。

 

 

合わせる料理

シャブリといえば生カキの相性が有名です。

もちろん生カキのミネラル感とシャブリの爽快な酸味と石灰岩質土壌から来るミネラル感は相性がいいのはイメージできるでしょう。

とはいえ、生カキは高級料理ではありませんので、この場合はシャブリ・グランクリュプルミエクリュよりは通常のシャブリやプティシャブリがいいでしょう。

シャブリ・グランクリュプルミエクリュであれば、牡蠣をグラタンにしたり、ジュレにした高級料理と合わせたいものです。

 

シャブリと牡蠣のマリアージュについては、

シャブリと生牡蠣のマリアージュ|美味しんぼの影響?

をご参考ください。

 

 

 

 

当初シャルドネは木の樽を用いた醸造が行われていましたが、木樽だと複雑性が出すぎてしまい、シャブリのイメージとは若干の違和感があります。

そこで現在では、酸を生かすためのセメントやステンレスタンクを用いた醸造か、オーク樽でほんのりと樽の香りをつける手法とに分かれています。


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