ワイン用語集フランスワインブルゴーニュ地方

AOCシャブリとは?特徴とブドウ品種、合わせる料理

シャブリと言えば、世界的にも有名なワインであり、日本でも人気が高いことからワイン好きでなくても知られているワインでしょう。

1983年にAOCとして認定され、4つの等級に分けられています。

シャブリ グランクリュ  Chablis Grand Cru

シャブリ プルミエクリュ Chablis Premier Cru

シャブリ Chablis

プティシャブリ Petit Chablis

最も高いランクはシャブリ・グランクリュとなっており、シャブリはベーシックなもので生産量も最も多くなっています。

(ここでは、AOCのシャブリの全体像について紹介しています。シャブリ地区全体の解説はリンク先をご参考ください。)

 

AOCシャブリ

ワインの特徴

牡蠣に合う白ワインとしても有名なシャブリは、華やかながらも繊細さを合わせ持つ上品な辛口白ワインです。

澄んだ黄金色、もしくは緑を帯びた黄金色の白ワインで、シャープな酸が特徴的です。

青りんごやレモンのようなフルーティーなアロマが感じられ、バニラや白い花のような香りも感じられます。

また、シャブリの大きな特徴とも言えるフレッシュなミネラルが感じられるのは、この地域の特徴である土壌が理由となります。

シャブリはキリっとした辛口なので、適度に冷やして飲むと一層美味しさを楽しむことが出来ます。

 

ブドウの品種

ブルゴーニュ地方の場合、白ワインはシャルドネ種のみという決まりがあります。

そのため、シャブリはシャルドネ種のみを使用したワインとなり、辛口ワインのみがAOCとして認められています。

シャブリの特徴であるミネラル感は、この土地のブドウ畑が化石の石灰分を多く含む土地だからこそです。

かつでは海であり、牡蠣や貝殻の化石が残っており、そのため海のミネラルが土壌に含まれており、ブドウがミネラルを吸い上げて育っているのです。

しかも、涼しい気候であることからシャープなワインづくりに最適の土地となっているのです。

 

 

古くから辛口ワインの代名詞

シャブリ村では、ローマ時代からブドウ栽培が始まり、1000年以上もの歴史があります。

古くから辛口白ワインといえばシャブリというほどの知名度を誇っていたのです。

急激にワイン造りが広がったのは中世時代で、シトー派の修道士によって広められたと言われています。

一度19世紀末にフィロキセラによって多くのブドウが犠牲になってしまったものの、農家の努力によって再びワイン造りが活発になりました。

 

合わせる料理

シャブリは酸味がさわやかでミネラル感が強く、かつ、柑橘系のフルーツの香りが豊富です。

もちろん有名な牡蠣とのマリアージュもいいのですが、日本料理との相性の良さも検討されています。

例えば小エビのてんぷらや青魚の塩焼きなどはミュスカデとともにいかにもおいしそうな組み合わせといえます。

日本料理は素材の味を大事にしますので、シャブリのように繊細で、かつシャープな味わいはなじみやすいのです。

日本にフランスワインが紹介され始めたころからシャブリは有名で、日本食とワインのマリアージュの先駆と言えるでしょう。

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