ワイン用語集フランスワインブルゴーニュ地方

シャンベルタン(グランクリュ)の特徴と名前の由来

シャンベルタン(CHAMBERTIN)は、ジュヴレシャンベルタン村にあるグランクリュで、単独でシャンベルタンと名乗ります。

ジュヴレシャンベルタン村にあるグランクリュは9つとコートドールでは最も多くなっています。

グランクリュ合計で87ha となかなかの大きさです(ただし大きさで言えばアロクスコルトン232haには及びません)。

シャンベルタンクロドベーズは単なるシャンベルタンと名乗ってもいいのですが、こちらのほうはクロドベーズとは名乗れません。

 

シャンベルタン

ジュヴレシャンベルタン村のグランクリュの中ではこのワインとクロドベーズの二つが一段高い評価を受けています。

ただしこれはマーケット上での評価で、行政区画的には他のグランクリュとの区別はありません。

面積は12.9ha、所有者数は25、平均年間生産量は5250ケースです。

 

主要な所有者にアルマンルソー(2.15ha)、トラぺ(1.9ha)、ロシニョールトラぺ(1.6ha)、ジャックプリウール(0.84ha)、ルイラトゥール(0.81ha)があります。

 

語源と特徴

シャンベルタンの語源は、CHAMPS BERTIN(ベルタンの畑)に由来するといわれています。

クロドベーズの隣の畑を持っていたひとがベルタンという名前で、ほかの修道僧がこの辺りで質の高いワインを造っているのを見てピノノワールを植えたのが起源とされています。

13世紀にはすでにこのワインは他とは違う名声を得ていて、1219年にはラングル司教座聖堂参事会に売却され、フランス革命までの長期間保有されていました。

 

畑は東西に長い長方形の形で、北がクロドベーズ、南がラトリシエール、グランクリュ街道を挟んで東にシャルムと接しています。

斜面は緩やかですが、大雨が降ると表面の砂土は下に流されてしまいます。

 

一般的なシャンベルタンは濃密で濃い筋肉質のワインだといわれていますが、生産者による差が激しく、いくつかのドメーヌ物には明らかに品質の劣るものもあります。

そのためできれば購入前にしっかりと確認して購入するのがいいでしょう。

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