シャソルネイは、サンロマンを本拠地とするドメーヌです。
歴史は浅いですが、自然派の作り手として注目を集めている新進的なドメーヌです。
ビジネスマンとしても活躍し、現在ではドメーヌ以外にも買い付けたブドウからネゴシアン業も成功させています。
シャソルネイ
サンロマンのドメーヌ
所有している畑はサン ロマン、オーセイ デュレス、ポマール、ヴォルネイなどに10haほど所有しています。
所有している畑の平均樹齢は50年ほどと古樹が多く、樹齢80年のブドウの樹も所有し、凝縮感のあるワインを生産しています。
2006年にネゴシアン業としてフレデリック コサールをはじめ、ムルソーやヴォーヌ ロマネの畑などからブドウを購入し、ワイン造りを行っています。
栽培ではビオディナミを実践し、収穫は手摘みで行います。
畑と醸造所で粒単位の丁寧な選果を行い、自然酵母のみを使用して発酵を行います。
醸造においてはなるべく人の手を掛け過ぎないよう配慮しています。
SO2を添加せず、徹底した温度管理を重要視しており、熟成では樽とステンレス タンクをキュヴェごとに採用しています。
ワインの持つ個性を大事にしており、新樽率は畑ごとに変えて熟成を行います。
ドメーヌの特徴と歴史
シャソルネイの特徴としては、その自然への配慮をしたワイン造りが挙げられます。
フレデリック氏の造るワインには「Vin Vivant(活きているワイン)」というコンセプトがあり、自然を常にリスペクトしています。
フレデリック コサール氏は、ブドウの栽培、収穫、醸造すべてに関わっており、非常にこだわの強いワイン造りを行っています。
創業者であるフレデリック コサール氏は、元々酪農の世界にいました。
しかしワインへの思いは強く、ワインの世界に飛び込みます。まずボーヌとサヴォワの醸造学校でワイン造りを学び、その後クルティエの仕事に就きます。
そして1996年に自らの理想のワインを作るためにドメーヌ シャソルネイを設立、1999年にはワイン誌「クラスマン」で高評価を得て、注目を集めました。
2006年には自身の名を冠したフレデリック コサールというネゴシアンを立ち上げ、注目されています。