ワイン用語集フランスワインブルゴーニュ地方

ショレイ レ ボーヌとは?ワインの特徴と楽しみ方

ショレイ レ ボーヌ(CHOREY LES BEAUNE)はフランスのブルゴーニュ地方、コート ドール県にある小さなワイン産地です。

1970年にAOCで認定されましたが、グラン クリュやプルミエ クリュはありません。

北側にはラドワセリ二とアロクス コルトンがあり、西側にサヴィニ レ ボーヌ、南にボーヌという位置関係にあります。

おそらくほとんどのワインファンはこのワインそのずばりを見たことはないかもしれません。

ワインのほとんどはコートドボーヌヴィラージュで出荷されてしまいますし、特級も1級もないのでとにかく地味なのです。

また、造られるワインの品質もすこし詳しくなると手を出したくない条件がいくつか出てきて食指が遠のくのです。

畑の大半は平地で水はけはいいとは言えませんし、コートドール全体でも東側に位置していて、ほかの村では村名ワインすら出せないような立地なのです。

しかし、実際のワインはそこまで悪いことはないし、やはりブルゴーニュワインだから品質は高く、また地味さがゆえに価格も押さえめです。

その意味ではおいしいピノノワールを気軽に飲もう、というときにこそお勧めしたいワインで、珍しさも相まってワインファンであれば一度試しておきたいところでしょう。

 

 

ショレイ レ ボーヌ

全体像

ショレイ レ ボーヌはコルトンの丘の向かいにあり、比較的傾斜は緩やかで平坦な土地に畑は広がっています。

ブルゴーニュ地方の例に漏れず大陸性気候を持ち、標高は230〜245mに位置しています。

土壌は主に泥土石灰質で構成されていますが、村の南側に行くにつれて砂利が多くなっています。

グラン クリュ街道に面しているワイン産地ですが、西側ではなく唯一東側に集落をもつワイン産地です。

大半の畑も国道の東側に沿って広がっているため平地に畑が多く、コート ドールでは珍しいワイン産地となっています。

18世紀以降はネゴシアンが台頭し、ショレイ レ ボーヌで作られたワインはコート ド ボーヌの名で広く流通していました。

現在は村名ワインの割には比較的価格が抑えられているため、コスト パフォーマンスの高いワインが多いと評価されています。

 

ワインの特徴

ショレ イ レボーヌではシャルドネから白ワインが生産されており、ピノ ノワールから赤ワインが生産されています。

生産量の95%が赤ワインであるため、あまり白ワインを市場で見かけることはありません。

また、赤ワインはコート ボーヌ ヴィラージュを名乗ることも出来ます。

ショレイ レ ボーヌのワインは、ボーヌとサヴィニ レ ボーヌの特徴を併せ持っていると言われています。

白ワインはフルーティーで爽やか、比較的早くから飲むことができる親しみのある味わいのものが多く生産されています。

赤ワインはフレッシュさとしなやかさを持ち、穏やかなタンニンが特徴的です。

酸味とタンニンの主張が強くないため、全体的に穏やかな印象を受ける赤ワインが多く生産されています。

 

 

楽しみ方のコツ

ショレイレボーヌは、ブルゴーニュワインの中では知名度は低く、ボーヌに隣接しているとはいえ緊張して飲むタイプのワイン産地ではありません。

全体的にはエレガントで際立った個性はすくなく、その反面ブルゴーニュのピノノワールのかわいらしさを十分に楽しむことができます。。

赤ワインであれば16度程度にやや冷やし気味にして中ぶりのグラスであればたいてい合わせることが可能です。

大ぶりのブルゴーニュグラスでもいいのですが、全体的には気軽に高品質な味わいを楽しみたいワインなので、そこまでかしこまらなくてもいいでしょう。

 

合わせる料理もレストランのかしこまった環境の中でのむ、というよりもご自宅でのぜいたくなディナーや、気心の知れた仲間内のワインパーティーなどが最高です。

ご自宅であればハンバーグステーキや豚バラ肉の煮込みなどでもいいですし、ミートソースのパスタなども最高です。

チーズであればあまり個性的なものや熟成が進んだものではなく、白カビタイプの一般的なチーズなどが合わせやすいでしょう。

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