ワイン用語集フランスワインボルドーのシャトーボルドー地方生産者

シャトークレールミロンとは?その特徴と歴史

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シャトー クレール ミロンは、ポイヤックに位置し、メドック5級に格付けされているシャトーです。

セカンド ワインは、パストゥル ドゥ クレール ミロンです。

ロートシルトファミリーの中で、最も外向的で早いうちから楽しめるシャトーだと言われています。

 

所有する畑は41haで、シャトー ムートン ロートシルトとシャトー ラフィット ロートシルトの間という、ワイン造りに適した環境です。

栽培面積はカベルネ ソーヴィニヨン46%、メルロ35%、カベルネ フラン15%、プティ ヴェルド3%です。平均樹齢は53年で、メドックでも古い樹からワイン造りを行っています。

土壌は、粘度石灰質の下層の上に、砂混じりの深い砂利が層になっています。


なお、変わったデザインのラベルはムートン家のコレクションである17世紀のドイツの結婚式の祝杯です。

 

シャトークレールミロン

ムートンロートシルトの目利きシャトー

収穫はすべて手摘みで行い、発酵はセメントタンクと、ステンレスタンクで行います。

新樽率は40%で、16~18カ月熟成させます。清澄は卵白で行い、ろ過は行わずに瓶詰めされます。

 

ジロンド川を見下ろせる絶好の高台にありますが、局地的気象で晩霜に襲われる危険のある畑です。

そこをムートンロートシルトが見込んでシャトーごと買い取ったのです。

買い取った時はいい状態ではなく、評価も落ちぶれたものでしたが、ものの10年で5級トップの評価を得るまでになります。

 

ワイナリーの歴史

1789年の革命のときに、売りに出されていたものをクレール家が購入しました。

ミロンとは、ポイヤックの小さな集落の名前で、シャトーに結び付けられてクレール ミロンとなりました。

その後、ポイヤックの公証人であるジャック モンドン氏が買収します。

シャトー名はクレール ミロン モンドンという名前でした。

 

1970年にクレール ミロンの可能性を感じ、バロン フィリップ ロートシルトが買収します。

2011年には醸造所がムートンの隣に新設され、ワイン貯蔵庫などが入った新しい建物を建設し、積極的な設備投資を行っています。

300平方メートルの太陽光電池を備えるなど、自然にも配慮したワイン造りを行っています。

 

 

クレールミロンは、格付けされているシャトーでありながら、1985年まではバラつきがあると言われていました。

しかし1995年以降は、一貫して高品質なワインを生み出すようになりました。

現在は3級に格上げしするべきと声があがるほど、高い評価を得ています。