オーストラリアのワイン

クナワラのワインとは?特徴とブドウ品種

クナワラはオーストラリアの、南オーストラリア州に位置しているワイン産地です。

州都のアデレードから南へ400km程離れたところに畑が広がっています。

州の中心地から離れているため、地元のワイナリー同士で交流が盛んであり、互いに切磋琢磨してワイン造りを行っています。

しっかりとした骨格を持つ、カベルネ ソーヴィニヨン主体の赤ワインが代表的です(オーストラリアではクナワラカベルネソーヴィニヨンのシノニムにもなっている)。

完全に熟した果実から造られたワインは、爽やかな印象もありながら、濃厚でプルーンのような果実のニュアンスが特徴的です。

6000ヘクタール弱の広大な栽培面積がありますが、そのほとんどはまだ開発されていません。

気候も土壌もワイン用のブドウ栽培には最適なため、今後の規模拡大が期待されます。


 

クナワラのワイン

ワインの特徴

1890年にスコットランド人のジョン リドック氏がブドウを植えたことから、クナワラでのワイン造りが始まったとされています。

リドック氏の先導によりワイン造りは盛んに行われていましたが、世界恐慌と二度にわたる世界大戦により、多くのワイナリーが撤退してしまいました。

その後、優れた気象条件を再認識され、再びオーストラリアのワイン産地としての地位を高めていきました。

 

クナワラは、海の近くに位置した海洋性気候であり、ボルドーと気象条件が良く似ています。

ボルドーより降雨量は少なく、ブドウの生育期には乾燥した環境が続きます。

夏は曇りが多く、暑くなり過ぎることがありません。オーストラリアでは比較的冷涼な気候です。

そのためブドウはゆっくりと成熟することが可能で、理想的に熟した状態で収穫することが出来ます。

クナワラは赤土であるテラロッサ土壌↑をもっています。

テラロッサ土壌とは、石灰岩質の土壌に赤い粘土質土壌がかぶさっており、鉄分が酸化して赤くなっている土壌です。

クナワラ固有の土壌ではありませんが、凝縮感のあるブドウを育てることが出来ます。

 

 

主なブドウ品種

カベルネソーヴィニヨンシラーズ、シャルドネリースリングなどが主に栽培されています。

その中でもクナワラはカベルネ ソーヴィニヨンの評価が高く、オーストラリア最高峰のカベルネ ソーヴィニヨンの産地として評価されています。

 

 

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