ワイン用語集フランスワインボルドーのシャトーボルドー地方生産者

シャトーコスラボリーとは?その特徴と歴史

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シャトー コス ラボリィはサンテステフに位置し、メドック5級に格付けされているシャトーです。

セカンド ワインは、シャルム ドゥ コス ラボリィです。

サンテステフのワインは、筋肉質でしっかりとしたタンニンが特徴的ですが、コス ラボリィはその中でも柔らかく、早く飲むことができると言われています。

所有する畑は18haで、シャトー コス デス トゥルネルの隣に位置しています。

栽培面積はカベルネ ソーヴィニヨン60%、メルロ35%、カベルネ フラン5%です。

シャトーコスラボリー

隠れた実力派シャトー

当主がベルナール オードワ氏になってから、様々な改革を行っていきます。

ブドウの選別を厳格に行い、樽内でのマロラクティック発酵も始めました。ろ過も行わなくし、果実の旨味を大事にしています。

発酵は20~30日間、ステンレスタンクで行います。新樽比率は50%で、18~24カ月熟成させています。

 

コスデストゥルネルの陰に隠れていますがそのため損をしているシャトーかもしれません。

現在でも実際には評価は高く、熟成をさせることによって大変上質なワインとなります。

年間生産量が8500ケースと少ないためあまり日本には輸入されていませんが、それだけに見かけた際はぜひお試しいただきたいシャトーです。

 

 

ワイナリーの歴史

18世紀にピエール ガストン氏が所有していた時代には、コス ガストンと呼ばれていました。

18世紀末、ピエール氏の孫娘が相続し、フランソワ ラボリィ氏と結婚し、シャトー名の由来となりました。

1845年に、フランソワ ラボリィ氏が死去、ルイ ガスパール ディストゥルネル氏が取得しました。当時所有していたシャトー コス デス トゥルネルと同様に、ジェローム シアペラ氏が管理します。

 

その後、所有者が移り変わり、1922年にはアルゼンチンのジョージ ウェーバー氏が購入、ウェーバー家の所有となりました。

そのジョージ ウェーバー氏の娘、セシル ウェーバー女史とフランソワ オードワ氏が結婚し、オードワ家が経営管理を行うようになります。

現在の当主はヴェルナール オードワ氏です。

 

 

メドック格付けシャトーでありながら、期待外れと言われ評価は低いものでした。

評論家ロバート パーカー氏は、1989年から品質が向上してきていると、評価しています。

また格付けされているワインの割には価格がお手頃で、コスト パフォーマンスが評価されています。