ワイン用語集フランスワインローヌ地方

コートデュローヌ ワインとは?特徴とブドウ品種、合わせる料理

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COTES DU RHONE(以下コートデュローヌ)は、ボルドーに次ぐ生産量を誇る広大なローヌ地方内のAOCです。

ローヌ河岸に沿って南北に200㎞ほど続く地域という広範囲内で、指定地区内であればこのAOCを使えます。

地区名や村名AOCのないものは、このAOCで出荷されています。

そのためローヌ地方で生産されるワインの80%近くを占めていると言われています。

 

手頃な価格で購入することが出来るにも関わらず、品質も安定しているためカフェやビストロでも多く取り扱われているワインです。

気軽に、高品質なワインといえばコートデュローヌのワインをお勧めします。

 

コートデュローヌ ワイン

ブドウの品種

コートデュローヌは北部と南部で特徴が違います。

勘の鋭い方は気づくと思いますが、要するに個別のAOCで使用されるブドウ品種をそのまま使用しているのです。

ローヌ地方の北部は赤ワインの場合シラー種が主体となり、ヴィオニエやマルサンヌを一部混醸しています。

白ワインヴィオニエやマルサンヌ、ルーサンヌ主流となります。

内陸に近い気候で、赤ワイン白ワインのブドウ種をブレンドする独特の造りをする産地です。

一方ローヌ地方の南部は赤ワインの場合、グルナッシュシラーなどが使用されます。

また白ワイングルナッシュ・ブランやクレレット、マルサンヌなどが主体となります。

南ローヌの代表的な個性はワインのシャトー・ヌフ・デュ・パブは19種類のブドウがブレンドされており、こういったブドウを混ぜて作ることが特徴といえます。

 

コートデュローヌの特徴

コートデュローヌの赤ワインは凝縮されたような果実味と、ほのかなスパイスの風味が特徴です。

熟成させなくてもコクのあるローヌらしい濃厚な味わいを味わえる、手頃ながらも深みのあるワインを楽しめます。

 

フランスのカフェではローヌのグラスワインをよく見かけます。

カフェではグラスワインに高級レストランほどの値段を付けられませんから、どうしてもコストパフォーマンスのいいローヌの赤ワインに集中するのです。

一方白ワインは、糖分の高いブドウから造られたフルーティーながらもアルコールをしっかり感じられる味わいとなります。

低価格であっても骨格のしっかりした飲み応えある辛口が魅力です。

 

飲み方のコツ

コートデュローヌは、日本のワインショップでも1000円台で購入できますし、コンビニでも見かけることもあります。

赤白共に成熟したブドウから生き生きした果実味を感じられ、デイリーワインにピッタリでしょう。

飲み方としては、できれば冷やし気味に温度を管理して、白は8度程度、赤であれば14度程度にきりっと冷やして徐々に温度が上昇する、というイメージがいいでしょう。

この温度は、ご家庭であれば冷蔵庫で一晩冷やし、飲む20~30分前に室温においておけばいいでしょう。

温度が上がりすぎたら氷水の入ったワインクーラーで冷やせば問題ありません。

グラスも大ぶりなものではなく、高価なものでなくて問題ありません。

気を遣わずにいられるグラスを使いましょう。

例えば↑のようなグラスであればいかにも頑丈そうで、実用的です。

100円ショップでも売っていますのでたとえ壊れても「ま、いっか」で済むでしょう。

日常的なワインは、このようなスタンスでいただくことができるのも、ワインの楽しみかたですね。

 

相性の良い料理

テラスで楽しむローヌワインは最高!

コートデュローヌは手軽ながらも品質の高いの味わいを楽しめるので、デイリーワインとしてもお勧めです。

そのため、気軽さがウリのワインなので高級レストランの料理とはさすがにミスマッチといえます。

逆にホームパーティーなどで気の合う仲間内でワインを楽しむ、というシチュエーションではこれ以上のないマッチングを見せます。

赤ワインは肉料理の中でも特に赤身肉と相性が良く、果実味とスパイシーさが赤身のサッパリさを引き立たせてくれます。

この際、肉の種類や調理法はあまり気にせずにおおざっぱに”肉料理全般”でもいいでしょう。

また白ワインの場合、南フランス特有の酸味の抑えめの飲みやすいタイプです。

料理にもコートデュローヌのワインを使ったバターソテーの魚介類やアクアパッツァがいいでしょう。