ワイン用語集フランスワインボルドーのシャトーボルドー地方生産者

シャトークーテとは?その特徴と歴史

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シャトー クーテはバルサックに位置し、ソーテルヌでプルミエ クリュに格付けされているシャトーです。

キュヴェ マダムというトップキュヴェも生産しており、ローラン夫人の名誉をたたえて生産されているものです。

1922年から特別な年にのみ生産されており、現在までで10数ヴィンテージしかリリースしていません。

セカンド ワインは、ラ シャルトリューズ ド クーテです。

辛口ワインも生産しており、オペリイ ド シャトー クーテという名前でリリースされています。

 

シャトークーテ

バルサックトップのシャトー

所有する畑は38.5haで、バルサックのシャトーでは一番広い面積を所有しています。

土壌は石灰岩の岩盤の上にシルトと砂、部分的に粘土があり、表土は薄めです。

栽培面積は、セミヨン75%、ソーヴィニヨン ブラン23%、ミュスカデル2%です。

収穫は手摘みで行い、3週間~4週間の発酵を行います。新樽比率は33%で、16~18カ月熟成させています。清澄、ろ過は行います。

 

このシャトーは、同じバルサックのシャトークリマンと常にトップの位置を競い合っています。

 

ワイナリーの歴史

シャトー クーテはとても歴史が古く、1643年まで遡ることが出来ます。

その後1807年からリュル サリュース家が所有していましたが、1922年からルイ ギュイ ミタル氏に売却します。

ミタル氏の死後は、娘のローラン女史が管理を行っていました。

 

1977年にアルザス出身のバリ家は購入しました。

バリ家はシャトーを所有し、畑の植え替えや管理方法の改善に着手していきました。

現在はフィリップ バリ氏と、姪のアライン女史が管理運営を行っています。

 

1994年にはバロン フィリップ ロートシルト社と、ワインの販売に関して契約を結び、それに伴い技術支援も受けることになりました。

それによりパトリック レオン氏がコンサルタントに採用されるなど、品質向上を目指しています。

 

シャトー クーテは、バルサックでは最古のワイナリーのひとつです。

しかしながら1970~80年代は、味わいが軽く、面白み欠けていると言われていました。

品質が改善され始めたのは1988年頃からで、評価が高まっています。1996年以降はより品質が高まり、評論家からも高い評価を得ています。