ワイン用語集フランスワインブルゴーニュのドメーヌブルゴーニュ地方生産者

ディディエモンショヴェとは?特徴と歴史、基礎知識

ディディエ モンショベはポマールの奥にあるナントー村でワイン造りを行っているドメーヌです。

設立当時は0.5hを借り、栽培していましたが、現在は13haの畑を所有しており、シャルドネピノノワールを中心に栽培しています。

ピノノワールの古樹は樹齢70年を上回るものもあり、そのブドウを使用しテロワールを表現するワインを目指しています。

当主のディディエ モンショベ氏は20歳の頃からビオディナミに興味を持ち、父親の造る農薬を使用した農法に疑問を持ちます。

当時はブルゴーニュワイン自体が空前の世界的ブームで、ブルゴーニュワインであれば売れるという状況でした。

その結果ワイナリーによっては売り上げを追求し、品質を二の次に回す傾向があったのです。

その傾向に嫌気がさしたのか、なんどディディエモンショベは早くから家を出てしまうのです。

ディディエモンショベ

ビオディナミの新星

その後、ブルゴーニュのビオの草分け的存在であるピエール マッソン氏に、ルフレーヴやコント ラフォンと共に師事し、ワイン造りを学びます。

ドメーヌを立ち上げる前はBIVB社というブルゴーニュの醸造コンサルタント会社の看板エノローグとして働いており、醸造のスペシャリストと言えます。

自身のドメーヌではもちろんビオディナミを採用しており、彼の造るワインは瑞々しさとエレガントさが特徴で、醸造の際に使用する酵母は天然酵母のみ、醸造過程では最小限のSO2しか使用しません。

重力の力を利用するためカーヴを改築し、雨水を効率よく集めるシステムを導入するなど、自然の力を最大限に利用したワイン造りを行っています。

 

ワイナリーの歴史

1984年にわずか0.5haを借りてワイン造りをスタートします。

1989年には自社での瓶詰めを開始し、畑も徐々に買い足していきます。

1990年にはビオディナミを全ての畑でビオディナミを取り入れ、1993年にはデメテール認証も取得しました。

2006年にはパートナーであるジョエル氏と共にネゴシアンも立ち上げ、注目されています。

 

 

ディディエモンショベは、まだそこまで知名度が高いドメーヌではありません。

ですがディディエ モンショベが造るフルーティーでエレガントな酸を持つスタイルは評価が高く、フランス国内だけでなく、世界中のブルゴーニュワイン愛好家や、ソムリエに徐々に浸透しはじめています。