ワイン用語集フランスワインブルゴーニュのドメーヌブルゴーニュ地方生産者

DRC(ドメーヌドラロマネコンティ)とは?特徴と歴史、基礎知識

ユーチューブチャンネルもご覧ください→

DRCは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DOMAINE DE LA romanee CONTI)の略です。

数あるワイナリーのなかでも世界最高と言われており、ブルゴーニュ地方を代表するワイナリーです。

ワイナリーの名前には所有する最も有名なワインであるロマネコンティが付けられ、気高さを感じます。

 

DRC ドメーヌラロマネコンティ

ヴォ―ヌロマネ村の星


現在では、ブルゴーニュ地方でもグランクリュの集まるヴォーヌ・ロマネ村を中心に畑を所有しています。

世界的に有名なロマネコンティだけでなく、モンラッシェやリシューブル、グランエシェゾーなどの畑を持ち、世界最高峰のワインを手掛けており、ワイン好きでなくとも誰もが知るワイナリーとなりました。

 

DRCのワインは収穫量を極端に減らします。

1本のワインを生産するのに3本のブドウ木を使用するため生産量は少量ですが、その分凝縮感があり、非常に質が高いことが特徴です。

ピノノワール種(モンラッシェシャルドネ種)に限定して栽培しているからこそ、ピノノワールの旨みを引き出すことが出来、ピノノワールの栽培に適した畑で栽培しています。

 

ワイナリーの歴史

ロマネコンティ自体の歴史は2000年以上となりローマ時代から始まっています。

1869年にジャック・マリー・デュヴォー・ブロシェがロマネコンティの畑を購入したことがDRCの始まりです。

 

その後1930年代よりブドウの出来が良い年にはクリュの若木を集めてキュヴェを作るようになり、1942年に会社組織となりました。

ド・ヴィレーヌとアンリ・ルロワが共同経営となりましたが、1946~1951年の間フィロキセラによってロマネコンティは生産されませんでした。

 

その後バイオダイナミクス農法を取り入れて栽培を行い、手間をかけてブドウ栽培からワイン醸造を現在でも続けています。

現在のDRCのグランクリュは以下のとおりです。
CORTON コルトン

ECHEZEAUX エシェゾー

GRANDS-ECHEZEAUX グランエシェゾー

LA TACHE ラターシュ

MONTRACHET モンラッシェ

RICHEBOURG リシュブール

romanee-CONTI ロマネコンティ

ROMANEE-SAINT-VIVANT ロマネサンヴィヴァン

 

価格高騰の背景

DRCのワインはそのほかのワイナリーとは別格の扱いを受けていて、例えばエシェゾーであれば同じグランクリュでも5倍以上の価格差があるほどです。

これは、ビジネスで成功したニューリッチ層が買い占めを行い、あるいはワインのECサイトを運営する企業が「いくらで買ってもそれ以上で売れる」という図式が明確化したためです。

例えばロマネコンティであれば、ほんの30年前は20万円台で酒販店でも見かけることがありましたが、現在ではその10倍でも入手が困難です。

価格が高騰すると、まがい物も出回るのが世の常ですが、ロマネコンティも例外ではありません。

また、最終的に消費されるまでに、いくつもの人の手に渡るので、その間のワインの管理もずさんなことも多いです。

何百万円も払いせっかく手に入れたワインが、品質が劣化していたり、あるいは全く別物であるのは避けたいところです。

できれば信頼のおけるインポーターから直接購入するのがベストだといえるでしょう。