ワイン用語集フランスワインボルドーのシャトーボルドー地方生産者

シャトーフェリエールとは?その特徴と歴史

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シャトー フェリエールは、マルゴーに位置しており、メドック3級に格付けされています。

セカンドワインは、レ ランパール ド フェリエールと、ラ ダム ド フェリエールです。

ラ ダム ド フェリーエルは、オーガニックの認証を取得した畑のブドウのみから造られています。

 

シャトー名のフェリエ―ルは、1795年にボルドー市の市長になったジャン・フェリエ―ルにちなんだものです。

マルゴー村の中心にあって、さらに3級の栄冠に輝いていますが、残念ながら歴史の中で没落したシャトーで、1992年以降の所有者によって品質がようやく上向いたところです。

 

シャトーフェリエール

最小の格付けシャトー

シャトー マルゴーの隣に畑を持ち、約8haの畑を所有しています。

8haは格付けシャトーでは最小の畑面積です。

作付面積はカベルネ ソーヴィニヨン64%、メルロ30%、プティ ヴェルド4%、カベルネ フラン2%です。

カベルネ ソーヴィニヨンの比率が高く、ヴィンテージによっては80%を越えるアサンブラージュもあるようです。

 

フェリエールのコンサルティングには、ジャック ポワスノ氏を採用し、自然への影響を考えたワイン造りを行っています。

2015年にはオーガニック認証(AB)を取得しました。2016年からは、ビオディナミの認証取得を目指しています。

発酵はステンレスタンクで行い、樽内でマロラクティック発酵を行います。フレンチオークの樽を使用し、新樽比率は40%、18~24カ月熟成させています。

 

ワイナリーの歴史

18世紀に、ガブリエル フェリエール氏が創設しました。

その後1952年にシャトー ラスコンブのオーナー、アレクシス レシーヌ氏に40年契約で貸し出します。

この間に酒質は向上するのですが、しばらくして畑の実質的な運営はシャトーラスコンブがしていたため、ワインもそこで造られることになるのです。

このころは色々な事情があって、正直に言えば最も没落したシャトーの一つだったといえます。

 

そしてシャトー シャス スプリーンのオーナーである、ジャック メルロー氏が1988年に、購入することになりました。

1992年、アレクシス レシーヌ氏への貸し出しの契約が切れるを待ち、ジャック氏の娘のベルナドット ヴィラール メルロー女史が先導し、ワインをリリースしました。

現在はジャック氏の孫の、クレール ヴィラール リュルトン女史がオーナーです。

 

 

アレクシス リシーヌ氏に貸し出している間は、平凡なワインであると評価されていますが、メルロー家に移ってからは品質は向上し、高い評価を得ています。

しかし年間でわずか4000ケースのみの生産となっているので、日本にあまり多く輸入できません。

見かけることが少ない希少なワインです。