ドイツワインワイン用語集

フランケンのワイン|特徴とブドウ品種を解説

フランケンのぶどう園

フランケン(FRANKEN)は、ドイツワインの指定栽培地域の一つです。

バイエルン州の北端に位置しており、旧西ドイツでは最も東にあります。

マイン川とその支流の両岸の斜面に畑は広がっています。

緯度が高く日照量そのものは細々としたものですが、大半の畑は南を向いており、日照を得やすい環境となっています。

13の指定地域のなかでは6番目の大きさの栽培面積です。

 

 

フランケンのワイン

全体像


フランケンの気候は、夏は乾燥し、冬は厳しい寒さとなる大陸性気候です。

高緯度に位置しているため、年間平均気温は9度前後と厳しい環境になっています。

フランケンは三畳紀に由来する土壌構成となっており、彩色砂岩、貝殻石灰岩、泥炭岩などの地層をもちます。

べライヒはマインフィアエックとマインドライエック、シュタイガーヴァルドの3つが含まれています。

各々土壌構成が異なり、マインフィアエックは彩色砂岩中心、マインドライエックは貝殻石灰岩中心、シュタイガーヴァルドは泥炭岩質中心の土壌構成です。

 

特徴とブドウ品種

 

フランケンの特徴は、その個性的なボトルデザインです。

フランケン産のワインが必ずこのボトルデザインを採用しているわけではありませんが、とても印象的な形をしています。

丸くぼってりとした特別な形をしており、世界的に高い知名度を誇ります。

その特徴的なボトルデザインのため、一目でそのワインがフランケンのものであることがわかります。

 

このボトルはボックスボイテルと呼ばれており、「山羊の陰嚢」という意味を持ちます。

古代ローマ時代から受け継がれているものであり、元々は皮製のワイン袋を参考にして作られたものです。

可愛らしい形をしたボトルデザインながら、味わいは辛口のものが多く、引き締まったミネラルを持つワインが多く生産されています。

 

フランケンのワイン生産量は80%近くが白ワインです。

日照量に乏しいため後輩品種や耐寒性の強いブドウ品種が選ばれます。

muller-thurgau

栽培されている品種は、ミュラートゥルガウ、シルヴァーナー、バッフスなどです。

そのうち最も栽培されている品種はミュラートゥルガウです。

バッフスはこの地方の伝統的な交配品種です。シュペートブルンダーやドミナなどの黒ブドウ品種は、マインフィアエックで主に栽培されています。

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