ワイン用語集フランスワインボルドーのシャトーボルドー地方生産者

シャトーガザンとは?特徴と全体像の解説

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シャトー ガザン(CHATEAU GAZIN)は、フランスボルドー地方、ポムロール地区にあるシャトーです。

ポムロールの中では比較的規模が大きいシャトーであり、24ha程の畑を所有しています。セカンド ワインはロスピタレ ド ガザンです。

 

ガザンは元々名家のシャトーで、由緒といい規模といい、ポムロールのリーダーになってもいいワインだったのですが、1980年代までは評価を落とし、地に堕ちたシャトーとして知られていました。

しかし1980年代になって根本的に醸造設備や栽培技術を改革し、これが1990年代には奏功して評価を急激に回復させるのです。

 

ワインブックスで取り扱いがあります】

シャトーガザン 1994
https://winebooks.jp/3263
  Ch. Gazin 1994 / Pomerol ガザンはポムロールのトップシャトーの一つです。…

 

現在のシャトー ガザンは評論家からの評価が高く、ロバートパーカー氏は

「シャトー ガザンは信頼できるシャトーで、入手しやすい価格帯にも関わらず、果実味たっぷりの秀逸なワインを造る」

と評しています。

 

シャトーガザン

全体像

24haの畑のうち17haはポムロール台地に位置しており、シャトー ペトリュスレヴァンジルなどが所有するポムロール最高峰の畑に隣接しています。

土壌は大きな砂利が含まれた粘土質土壌で、主にメルロが栽培されています。

ポムロール台地以外の畑では、カベルネ フランやカベルネ ソーヴィニヨンが栽培されており、メルロにブレンドされて使用されています。

シャトーガザンのワインは色濃く凝縮感のある長期熟成型であり、若いうちは飲みづらい印象を受けますが、熟成を経ることにより柔らかい印象に変化します。

 

シャトー ガザンでは収穫は全て手摘みで行い、選果は畑とシャトーで3回厳しく行います。

発酵はコンクリートタンクを使用し、抽出はピジャージュを行い人力で行います。

マロラクティック発酵は途中から樽の中で行い、熟成は新樽率50%で18ヵ月行いリリースされています。

 

ワイナリーの歴史

シャトー ガザンのワイナリーは18世紀後半に造られ、邸館は19世紀前半に建てられました。

1917年にネゴシアンのルイ ソワレ氏がシャトーを購入し、1946年からはエドゥアール バイアンクール氏が引き継ぎます。

その後1969年に息子であるエティエンヌ氏が後を継ぎますが、その際に相続で問題が発生してしまいます。

その結果ポムロール台地に所有していた4.5haの畑を、シャトー ペトリュスを所有するムエックス氏に売却せざるを得ませんでした。

それからのシャトー ガザンは苦難の時代とされており、収量を増やしたり機械摘みを採用したことにより、あまり品質は高くありませんでした。

1988年からはエコラ ド バイアンクール氏が支配人に就任し、様々な改革を行っていきます。

手摘み収穫の再導入や29hl/haという低収量の実現、厳しいセレクションの実施などによりワインの品質は向上していきます。

1999年からは醸造コンサルタントにジル パケ氏を招き、ワインの品質向上を目指しています。

 

 


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