ワイン用語集フランスワインボルドーのシャトーボルドー地方生産者

シャトーグランピュイデュカスとは?その特徴と歴史

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シャトー グラン ピュイ デュカスはポイヤックに位置し、メドック5級に格付けされているシャトーです。

セカンド ワインはシャトー アルティグ アルノーと、ドーファン ド グラン ピュイ デュカスです。

畑を56ha所有しており、1区画はムートン ロートシルトとラフィット ロートシルトに隣接しています。

もう1区画もバタイエに近い砂利質の丘にあり、ブドウ栽培に適しています。

作付面積はカベルネソーヴィニヨン60%、メルロ40%です。

 

このシャトーはよく似た名前のグランピュイラコストと元は同じ畑で、相続によって二つに分断されたシャトーです。

グランピュイは、訳すと「大きな山」で、その名のとおり小高い丘の頂上にあったから名付けられました。

 

 

シャトーグランピュイデュカス

近年目覚ましいシャトー

1970年以降、ブドウの植え替えやセラーの大改修などの設備投資により、品質が安定しました。

1980年代には、コンピューター制御機能がついたタンクのある醸造所も完成しています。

 

1992年から収穫は手摘みで行われるようになり、安定して高レベルなワインを生産することができるようになりました。

発酵はコンピューターによる温度管理の元、ステンレスタンクで行います。発酵は区画ごとに行い、区画ごとのブドウの状態を確認して行います。

新樽比率は50%で18~24カ月行われます。清澄は卵白で行い、ろ過をして瓶詰めされています。

 

ワイナリーの歴史

17世紀にアルノー デュカス氏が4haの畑を購入したことから歴史が始まります。

1750年からオーナーのピエール デュカス氏は畑を拡張し、シャトーの発展に寄与します。

1797年には息子がその2/3の畑を引き継ぎました。

1820年にはジロンド川のほとりにシャトーが建設されて、本格的なワイン生産を開始します。

1855年格付け当初は、デュカス グラン ピュイ アルティグ アルノーという名前で呼ばれていました。

 

1932年に相続問題解決のため、グラン ピュイ デュカス社を創設しました。

1971年にオーナーがメストレザ社に変わり、デュカス家の所有から離れました。この時代に所有畑の面積がより拡大しました。

2004年からはCAグランクリュ社が所有しています。

 

格付けシャトーの中ではあまり目立つことがなく、凡庸なイメージが先行していましたが、1970年以降品質が向上し、評価が高まってきています。