ワイン用語集フランスワインブルゴーニュのドメーヌブルゴーニュ地方生産者

アンリジャイエとは?特徴と歴史、基礎知識

アンリ・ジャイエ(HENRI JAYER)は、「ブルゴーニュの神」や「神の手を持つ男」などの異名を持つ醸造家であり、素晴らしいワイン造りだけでなく、若手醸造家を育成していたことでも知られています。

アンリ・ジャイエが亡くなってからは、アンリ・ジャイエの手掛けたワインは一層入手困難となりました。

本拠地はヴォ―ヌロマネ村にあり、DRCとは目と鼻の先の距離にあります。

アンリ ジャイエ

ブルゴーニュの功績者

アンリ・ジャイエと言えばブルゴーニュ地方のピノノワールのポテンシャルを上げ、ブルゴーニュ地方のワインを世界に広めたことでも知られています。

コート・ド・ドールやリシューブル、ヴォーヌ・ロマネなど素晴らしいワインを産み出しています。

 

アンリ・ジャイエはブドウ畑を大切にしており、徹底して収穫量の制限をし、昔ながらの畑を大切にしていました。

また、低温マセラシオンを導入してこれまでのピノノワールとは違う醸造方法を取り入れたのです。

 

アンリ・ジャイエのワインは、他の産地では作れないブルゴーニュならではのワインであり、ピノノワールのポテンシャルを最大限に引き出したワインとなるのです。

 

ワイナリーの歴史

アンリ・ジャイエはヴォーヌ・ロマネ村で生まれ、ネゴシアンにブドウを売る小農家としてブドウ栽培をしていました。

不況によって1973年にブドウが売れなくなったことがきかっけとなり、自分の作ったブドウでワインを作り始めたのです。

この頃からアンリ・ジャイエは低温マセラシオンや化学肥料を抑えた有機栽培を取り入れ、評論家やインポーターに高く評価されるようになったのです。

2006年に亡くなりましたが、後継者たちに引き継がれ、ブルゴーニュのブドウ栽培は現在もアンリ・ジャイエの教えが生きています。

 

ワイナリーの評価

アンリ・ジャイエは「21世紀最高の醸造家」とも言われ、ブドウⅠ房Ⅰ房丁寧に作られ、手間をかけて醸造されたワインは最高の品質です。

価格もDRCと肩を並べるものがあり、ワインによっては200万円以上のものもあります。

 

アンリジャイエは2006年に亡くなるまでワインづくりを行ってきました。

実際には、1980年代にはすでにアンリジャイエの名声は確たるものとなっていましたが、このころは世界的に空前のフレンチブームだったのです。

そうなると「ブルゴーニュワインであれば、なんだって売れる」というスタンスのワイナリーも生まれてきます。

実際に、品質の低いワイナリーが目先の利益を求めてブルゴーニュが迷走していた時期でもあるのです。

それに異論を唱え、当たり前のことを当たり前にやろうという姿勢を強く打ち出したのがアンリジャイエなのです。

アンリ・ジャイエが亡くなってからは、一層ワインの入手が難しくなり、伝説のワインとなっています。

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