ワイン用語集フランスワインブルゴーニュのドメーヌブルゴーニュ地方生産者

ルイラトゥールとは?特徴と歴史、基礎知識

 

ルイ ラトゥールボーヌに本拠地のある歴史ある造り手です。

現在の当主は7代目の、ルイ ファブリス ラトゥール氏↑です。

4代目の時代に、コルトンの丘は、フィロキセラの被害に遭い壊滅的な状況になりました。

ブドウ畑は荒れ果て、夜逃げ同然で畑を売り出す所有権者も多くいたのです。

 

ルイラトゥールはここで奇策をうって出ます。

その丘にピノノワールではなくシャルドネの苗木を植えるのです。

それが現在のブルゴーニュ最高峰の白ワインコルトン シャルルマーニュです。

ピノノワールの銘醸地であったコルトンの丘にシャルドネを植えたことは、当時には革新的、いや当初は変人扱いされたことでしょう。

これが世界で最も有名な白ワインの一つを生むストーリーの始まりです。

筆記体のLOUIS LATOURの文字が大きく書かれたエチケットを見たことのあるワインファンも多いのではないでしょうか。

ルイラトゥール

コルトンシャルルマーニュといえば・・・

現在は、ブルゴーニュを中心に約45haを所有しています。

6代目の時代に南フランスにも進出しており、アルデッシュやヴァールでもワイン造りを行っています。

ルイ ラトゥールの看板ワインはやはりコルトン シャルルマーニュであり、9haも所有しています。

ロマネ サン ヴィヴァンにも畑を所有しており、この畑は伝統的に馬で耕作をしています。

 

1990年代初頭には低農薬を取り入れ、自然に配慮したワイン造りを行っています。

ブドウは低収量に抑え、赤ワインは100%除梗して圧搾します。

また発酵期間が短いのが特徴的で、繊細な味わいを残すようにしています。

醸造工程でSO2は最小限の使用にとどめ、新樽はあまり強くは使わず、グランクリュでも20%程度です。

また熟成期間に使用する樽の品質を重要視しており、自社で樽工場を所有しています。

ルイラトゥールのワインは、工場で職人が手作りした樽を使用して造られています。

 

ワイナリーの歴史

1731年に一族がブドウ畑を所有し、栽培したのが始まりです。

まだフランス革命前なので、おそらく貴族階級出身のドメーヌなのかもしれません。

1797年に醸造家とネゴシアンとして創業し、徐々に自社畑を拡大していきます。

1895年にコルトン シャルルマーニュから白ワインをリリースし、高評価を受けます。

 

コート ドールで最大規模のグランクリュを所有しており、「コルトンの帝王」と呼ばれている。

また世界中にファンを持ち、外交の場などでも出されています。

2002年にブッシュ大統領が来日した際、小泉首相は最高級の日本酒と、ルイ ラトゥール社のバタール モンラッシェでもてなしたのです。

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