ワイン用語集フランスワインブルゴーニュ地方

マコネー地区のワイン|特徴と全体像、ブドウ品種

マコネー地区は、ブルゴーニュ地方の真ん中より南側にある地区となり、代表的なAOCとしてプイィフュッセやマコン、サンヴェランなどがあります。

日本ではあまりなじみがなく、品質の割に評価が低い傾向にあるため、全体的にコストパフォーマンスが良いワインといえます。

優れた白ワインと、カジュアルな赤ワインが生産される地区です。

 

マコネー地区のワイン

ワインの特徴

赤ワインはカジュアルかつ飲みやすいタイプが生産されていますが、白ワインは村名AOCの付く優れた白ワインを多く生産しています。

マコネー地区の白ワインは、辛口のフルーティーな早期熟成タイプが主に生産されています。

その中でもプイィフュッセは評価が高く、黄金色で果実味豊かな白ワインです。

上質なものであれば、年月を重ねるほど深い味わいへと変化していきます。

サンヴェランは、プイィフュッセと似ていますが、一層フルーティーで柔らかい口当たりです。

また、ヴィレクレッセも素晴らしい白ワインとなりますが、辛口のみがAOCとして認められており、非常にエレガントな味わいです。

 

マコンは赤、白、ロゼが生産されていますが、村名付きワインとして認められるものは決められています。

白ワインの生産が7割りを占めており、フルーティーで軽い軽やかな口当たりが特徴の辛口白ワインとなります。

 

ブドウ品種

マコネー地区で生産される白ワインは、主にシャルドネ種が中心となります。

石灰質でミネラル豊富なアルカリ性の土壌のため、シャルドネの栽培に適しているからです。

シャルドネの故郷」とも呼ばれる地だからこそ、フレッシュで凝縮した味わいのブドウに育ちます。

シャルドネ以外ではピノ・ブランやアリゴテも栽培されています。

少量ながらも生産される赤ワインには、ピノノワールやガメイが用いられています。

 

ガメイ栽培禁止令?

マコネー地区ではシャルドネ種の栽培が栄えていますが、赤ワインの場合ガメイをピノノワールよりも使うことが多くなっています。

ガメイはピノノワールに比べて栽培が容易で、気候の変化にも病害虫にも強い耐性があります。

そのため、生産者の中には生産の難しいピノノワールにガメイを混ぜて造るところもでてきて、それが問題となっていたのです。

ブルゴーニュ公国において、ブルゴーニュワインの品質の高さはどうしても下げることはできません。

そこでガメイの栽培を法律で規制をして品質を守ろうとしたのです。

 

マコネー地区はブルゴーニュ公国に属していなかった時代があり、その時にガメイの栽培禁止令の適用範囲外となりました。

そのためガメイの栽培を続けることができ、現在でも知る人ぞ知るガメイの上質なワインが造られているのです。

 

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