ワインを楽しむための知識

ワインのマナー|100%楽しむための5個のポイント

ワインバーや専門レストランはワインを楽しむことに特化したお店が多く、おしゃれなお店が多いので人によっては「マナーが身についていないかも」と気後れする人も多いと思います。

 

・ワインの知識がないと馬鹿にされそう

・エレガントにこなせないと恥ずかしいかも

・連れのほうがワインバーに慣れていたらどうしよう・・・

 

このような不安はワインバーや専門レストランが未経験の人であれば当然もつもので、なにも特別なものではありません。

だれでも未経験で最初に行くところはそれなりに緊張するように、専門レストランやワインバーであっても最初に行くときは緊張しないほうがおかしいですよね。

 

「マナー」という言葉は独り歩きしやすい言葉で、テレビなどで正式なマナーの特集をお笑い番組などでことさら厳しく表現するところを見ることもあると思います。

マナーを厳しく見ることは、場面や相手によっては大事かもしれませんが、行き過ぎるとワインを楽しめなくなってしまいます。

そこでここでは最低限これさえ守っておけば大丈夫というポイントをおさえました。

 

中には「これは常識の範囲だから、マナー以前の問題だよ」というものもありますが、できれば最後までお読みいただき、参考にしてほしいと思います。

 

ワインのマナー

基本は”不快な思いにさせなければOK!”

前述しましたが、マナーは言葉が独り歩きしやすいので、最悪な場合「マナーのためのマナー」になりやすいという性質があります。

ですがマナーの本質は公共の場を侵さないという相手への思いやりがその根底にありますので煎じ詰めれば「他者に不快な思いをさせなければOK」になります。

そしてこれはほとんどのワインバーやフレンチ・イタリアンのスタッフさんの共通する考えです。

逆に言えばマナーありきで堅苦しい雰囲気があったり、マナーのせいでワインや料理を楽しめないというのは時代遅れの印象を持っているものです。

 

お店では知ったかぶりをしない

では、具体的に「こんなことをやったらダメ」というものはどのようなことでしょうか?

お店によっては考え方は違うかもしれませんが一番は「知ったかぶりをしない」ということでしょう。

知ったかぶりは本人を大きく見せることはできません。

むしろ小さく見せることになってしまいます。

 

特に都心部のワインバーやレストランのスタッフさんはそれこそ各界の一流という人とじかに接していますので、彼ら彼女らがどれだけ謙虚なのかを知っています。

成功した人ほどわからないことはわからないと聞くものですし、逆に好奇心が旺盛なものです。

もし知ったかぶりをしてスタッフと知恵比べをして勝ったとしてもお店の人はねじ伏せられたとしか感じませんし、お連れ様は「なんて心の狭い人なんだ」としか思いません。

負けても勝ってもいいことはありませんのでしないほうがマシでしょう。

 

女性の立場

日本の飲み会では、現在は少なくなりましたがいまだに女性がお酒を注いで回る姿が見かけられます。

私から見ると気持ちの悪い光景なのですが、ワインの席でも女性が注いで回るのはやめたほうがいいでしょう。

ワインを注ぐのは、高級レストランなどではソムリエが気付くべきですし、ビストロなどの気軽なお店であっても気づいたひとが注げばそれで構いません。

 

 

ワインに手を添えない

特に高級レストランでソムリエがいるようなお店では、注がれるときに手を添えてしまいたくなりますが、あれは逆に注ぎづらくてやめたほうがいいでしょう。

実際に注ぐ側になるとわかるのですが、グラスを移動されたらどうしようとか考えてしまうものです。

最悪な場合、急に持ち上げられたらワインをこぼしてしまうことにもなりかねず、そうなるとせっかくのワインの場が台無しになってしまいます。

 

ワインを注ぐときに手を添えるかどうかは、

ワインに手を添える・添えない|注ぐときと注がれるとき

をご参考ください。

 

 

強い香水は避ける

特にナイトビジネスのお客様で、同伴での専門料理店やアフターでワインバーに行く場合は、強い香水はできれば気を付けたほうがいいでしょう。

ワインバーや専門料理店はワインを楽しむ場所で、ワインファンは香りに敏感なので強い香水は嫌われます。

お店としてもワインファンを相手にしているので香りの強い香水をするお客様は周りのお客様を失客する可能性があると考えています。

そういうお店に行く予定がある場合はできれば香水は避け、心配な場合は信頼のできる友人などに聞いたほうがいいでしょう。

 

ワイングラスを正しく持つ

ワインで気後れしそうだと心配な場合は、極端な話ワイングラスをきれいに持ち、姿勢をぴんとすればそれだけで立派に見えますので逆に楽といえます。

↑の写真のようにワインの柄の部分をもち、親指と人差し指、中指でささえ、薬指と小指は添える程度で構いません。

大ぶりなグラスであったとしても、ワインは少量しか注ぎませんので握力に自信のない女性であっても問題ありません。

 

グラスのボールの部分を持つと指紋でワインがきれいに見えませんのでパーティーの席以外ではやめましょう。

 

 

大声でしゃべらない、大きな態度をとらない

これは飲食店に慣れている方に多く見受けられますが、接待やプライベートでも専門レストランやワインバーをよく使うので場慣れしてしまい、そのため態度が大きくなってしまうのです。

場慣れすることそのものはいいのですが、好待遇を期待してしまったり、自分の思うような接客が受けられないとあからさまな不満顔をしたりするのはやめましょう。

大きな声で笑ったり、大声でしゃべるのもマナー違反です。

声はお連れ様やお店の人に聞こえればそれで目的は達成できるので、必要以上の声の大きさは他者への気配りに欠けるといえるでしょう。

 

まとめ

いかがでしょうか?

中には「こんなことは常識の範囲で、マナーにはならない」と思う人もいるかもしれません。

しかし、実際にお店を運営する側の人にはうなずける人も多いのではないでしょうか。

よほどの高級店でない限りワインバーや専門レストランにはドレスコードはありませんし、お店側も気にしません。

ただしワインをみんなで楽しもうという基本路線を脱線するとやんわりと注意を受け、その結果お店といい付き合いができなくなる可能性もあります。

ワインバーやレストランに初めて行く人やすでに何度も行き慣れている方も、多少なりとも参考にしていただければ幸いです。

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