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マールドブルゴーニュとは?特徴と味わいのコツ

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マール ド ブルゴーニュ(MARC DE BOURGOGNE)は、フランスのブルゴーニュ地方で作られたマールです。

2011年AOCで認定され、正式名称はオー ド ヴィー ド マール ド ブルゴーニュです。

 

マールとは、ワイン用ブドウの絞り粕からつくられたブランデーのことで、粕取りブランデーとも呼ばれています。

イタリア産のグラッパと共に、フランスのマールは粕取りブランデーとして世界的に知られています。

フランス国内でマールにはいくつもの産地がありますが、ブルゴーニュ地方、アルザス地方、シャンパーニュ地方のものが「三大マール」と呼ばれており、高い人気を誇ります。

 

マールは主に単式蒸留器を用いて二回蒸留され、伝統的に樽熟成を行いリリースされます。

マールに対してフィーヌはタンクに残ったワインや、基準に満たないブドウから造られます。

しかしマールは品質の高いワインを作るために選ばれたブドウの搾り粕であるため、高品質なブドウの粕を使用している、と言うことが出来ます。

 

 

もともとマールやグラッパなどの粕取りブランデーは、きつい農作業をするブドウ生産者が畑で昼間から飲むようなお酒でした。

ところが1980年代のワインブームで一部のワインスノッブと呼ばれる人たちの目に留まり、商品化してみたら思いのほかウケてしまったという成り立ちがあります。

もともとブランデー用のブドウとワイン用のブドウでは良しあしが全く違うものなので、その意味では品質を究極に研ぎ澄ましたものというよりは、おおらかに楽しむお酒といったほうがいいかもしれません。

 

マールドブルゴーニュ

特徴

マール ド ブルゴーニュの特徴として、樽熟成を経てリリースされることが挙げられます。

マールと共に人気があるイタリア産粕取りブランデーのグラッパは、樽熟成をしないことが多いのですが、それに対してマールは主に樽熟成を行います。

ゲヴュルツトラミネールなど華やかな香りの品種を使用したマール ダルザスの場合、樽はほとんど使用しませんが、マールドブルゴーニュは伝統的にほぼ樽が使用されるのです。

マール ド ブルゴーニュは、華やかな果実の香りを持ちながら、ブドウの皮を思わせるタンニンと樽によるまろやかさが加わります。

ブルゴーニュで栽培されたブドウを使用しています。

黒ブドウ白ブドウ両方ともマールでは使用するため、シャルドネピノノワールが主要品種として使用されています。

ワインの発酵槽の中の固形部分がマールと呼ばれており、それがマールドブルゴーニュの由来となっています。

マールはあまり高級酒ではないイメージですが、ブルゴーニュワイン最高峰の生産者であるDRCのマール ド ブルゴーニュは一本数十万円で取引されています。

(もっとも、本質的にブランデー用に作ったワインではないものなので、品質は上質なコニャックアルマニャックとは比べるものではありません)

 

楽しみ方のコツ

マールドブルゴーニュは、粕取りブランデーとはいえ樽熟成を経て仕上げられる上質なブランデーです。

コニャックアルマニャックほどではないにせよ、品質は柔らかく、丸みを帯びた味わいです。

できれば大ぶりのブランデーグラスを用意していただき、ほんの少量をグラスに注いで香りを楽しみましょう。

ブランデーですからアルコールが高く、マールだけでは疲れてしまうものです。

トリュフチョコレートやドライフルーツ、ナッツなどのつまみを用意してみてはいかがでしょうか。

 

また、せっかくのブランデーなので、できれば静かで上質な環境で、心を落ち着かせて楽しむのがベストでしょう。

極端に疲れていたり、動揺しているタイミングではせっかくの味わいが十分に楽しめない可能性があります。

この場合は無理せず、あまりお酒に集中しなくてもいいように気軽なものがいいかもしれません。


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