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YOSHIKIワイン格付けチェック2019!ムートン1959年とは?

2019年元旦放送の「芸能人 格付けチェック!」。

一流品と接している芸能人が、ワイン、芸術品、音楽、料理などで真の一流品とそうでないものを見抜けるかどうか、という番組です。

その中でワインは毎年超のつく高級ワインと5000円程度のワインが出題され、話題となっています。

 

出演者の中でもYOSHIKIさんは注目です。

自身でもワインをプロデュースをしているほどのワイン通で、2018年もシャトーペトリュスを簡単に見抜いています。

2019年の出題ワインはシャトームートンロートシルト1959年。

まちがいなく一流ワイン中の一流ワインです。

 

 

YOSHIKIさんとワイン格付けチェック

2019年のワイン ムートン1959年


シャトームートンロートシルトフランスボルドーメドック格付け1級ワインで、5大シャトーと呼ばれるものの一つです。

5大シャトーは、

シャトーラフィットロートシルト

シャトームートンロートシルト

シャトーマルゴー

シャトーラトゥール

シャトーオーブリオン

です。

そのなかでもムートンロートシルトは人気が高く、ワインファンに圧倒的な人気があります。

 

ムートンロートシルトはもともと1855年メドックの格付けで2級に指定をされました。

しかし、当時の流通価格はそのほかの1級ワインと同程度だったにもかかわらず2級だったことにシャトーオーナーは憤慨します。

そして粘り強い品質の向上と業界団体への呼びかけ等の努力で1973年に1級に昇級をするのです。

昇級の事実は長いメドックのシャトー格付けの歴史で唯一のことでした。

それだけインパクトのあることだったのです。

 

ボルドーのワイン界は閉鎖的で保守的なことで有名です。

その中で格付けを変更するということがどれだけ大変なことかは想像を絶します。

 

ムートンロートシルト1959年とは?

では、ムートンロートシルト1959年とはどのようなヴィンテージでしょうか?

前述のとおりムートンは1973年に1級に昇級しますので1959年の段階では2級でした。

しかし品質はすでに1級にあるとされていて、1973年に向けて猛烈な品質向上をしている最中です。

昇級が議論されているときは、既存の1級ワインを脅かす存在であることが必要でしょう。

その意味では1級を凌駕する品質ではないかとされているのです。

 

1959年は正規のグレートヴィンテージとされる1982年に匹敵するものとされていて、戦後最高の年の一つとされています。

 

なお、↑の画像はムートン1959年のラベルですが、ムートンは毎年高名な芸術家にラベルの作成を依頼しています。

1959年はドイツ出身のアメリカの芸術家、リチャードリッポルドの作品です。

 

YOSHIKIさんのテイスティング能力は?


番組ではYOSHIKIさんは「難しいなあ」とつぶやくほど迷っています。

このシーンを見ると

「YOSHIKIは本当にワインのことをわかっているのかなあ」

と意地悪っぽく考える人もいるかもしれません。

しかし、これはやや持ち上げるようですが間違いなくテイスティング能力は高いと考えています。

というのも、YOSHIKIさんは自身でワインをプロデュースするほどのワイン通で、これはよほどの自信がなければできないことでしょう。

私は西麻布の高級レストランでソムリエをしていたのでわかりますが、アーティストの中にはソムリエ顔負けのテイスティング能力の持ち主も少なくありません。

毎晩高級ワインをのむYOSHIKIさんであれば、これだけを見て「テイスティング能力がない」ということは絶対にありえません。

 

番組内でのYOSHIKIさんのテイスティング

慣れた手つきでワインを回し、Aのグラスを口に含むとにこっと微笑みます。

ただし、Bのグラスを飲むと途端に顔が曇り、「難しいの一言」

 

 

結論はA(正解)。さすがでしょう。

 

「1950年ころかな・・・。確か2級だったんですけど、そこから1級に昇格して、執念を感じました」

の一言。

 

正解の結論はもちろん、結論へのコメントも完璧でしょう。

 

もちろん事前に「高級なほうはムートン」のことは伝えられていたのかもしれませんが、本番でこれをいえるのはそうそうできません。

YOSHIKIさん含めた参加者の様子はこちらをご覧ください→
 

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