ワイン用語集フランスワインブルゴーニュのドメーヌブルゴーニュ地方生産者

ナタリーヴィゴとは?特徴と歴史、基礎知識

ナタリーヴィゴ(Nathalie Vigot)は、ヴォーヌ ロマネを本拠地とするドメーヌです。

当主のナタリー ヴィゴ氏は同じ村を本拠地とする人気ドメーヌの当主ファブリス ヴィゴ氏の姉です。

ファブリス ヴィゴは、ヴォーヌ ロマネにおける新世代の生産者として、大変注目されている造り手です。

 

姉のナタリー ヴィゴのワインはまさにナチュラルな造りです。

農薬や殺虫剤、化学肥料は一切使わず、事実上のビオロジーを実践しています。

また、栽培でトラクターを使わないなど、手作業に対するこだわりを見せ、除梗はしません。

極めつけは破砕はなんと人の足で行い、開放樽で発酵させるなど、伝統的な手法をとっています。

ナタリー ヴィゴの醸造所はブルゴーニュ最小と言われるほど小さく、そのため生産本数もわずかしか作っておらず、大変希少価値が高いです。

ワイナリーの歴史

ヴィゴ兄弟はDRCとメオ家が隣人という、若い頃からワイン造りに興味が湧く環境で育ちました。

しかし時代の影響か、当時ワイン造りは男の仕事ということで、彼女の父は、彼女を醸造学校へ行かせてはくなかったのです。

ナタリーヴィゴは、もともとがかなわないとなると燃える性格だったのかもしれません。

進学程度で彼女のワイン造りへの思いはなくなることなく、畑を購入しワイン造りを始めました。

姉のナタリー ヴィゴ氏が1998年ドメーヌを創業し、オート コート ド ニュイの畑から赤ワインと、白ワインを生産していました。

しかし2004年にヴィゴ兄弟の母親であるローラン ヴィゴ氏が亡くなると、ナタリー氏がヴォーヌ ロマネ村の古樹畑を相続したのです。

これは想像ではありますが、おそらくナタリーヴィゴの情熱に心を動かされた彼女の母親は、ナタリーにヴォ―ヌロマネ村の畑を相続させるようにさせたのかもしれません。

それを契機に、オート コート ド ニュイの生産をやめ、ヴォーヌ ロマネのワインを生産していきます。

 

ワイナリーの評価

前述のようにナタリー ヴィゴをのワインは希少性が高く、大変入手困難です。

代表となるクリマはヴォーヌ ロマネのプルミエクリュ レ プティ モンです。

こちらの畑はなんとヴォーヌ ロマネ最高峰のクロ パラントゥとリシュブールと接している素晴らしい条件の畑です。

そのファーストヴィンテージである2004年が、某フランス誌の2004年特集で最高評価を得て、「フランス最高の女性醸造家の一人」と評され話題となりました。