アメリカのワインワイン用語集

オレゴン州のワイン|特徴とブドウ品種を解説

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オレゴン州は、カリフォルニア州の北に位置しており、全米で4位の生産量を持つワイン産地です。

フランスのワイン生産地とほぼ同じ緯度に位置しており、ブドウに生育期は比較的穏やかな気候条件をもちます。

ワイン畑はカスケード山脈により西側と東側に大きく分けられています。

西側は太平洋からの海風の影響を受け冷涼な気候であり、東側は内陸性気候をもち、コロンビア川流域に畑が位置しています。

後述しますようにほとんどワイナリーは小規模なブティックワイナリーで、品質は高く生産量が低いため希少価値があって高価です。

規模の大きなネゴシアンは進出しづらい経済的土壌があり、そのため日本に輸入されるオレゴン州のワインは総じて高めの価格になっています。

オレゴン州のワイン

ブドウ品種

栽培されている品種は、ピノ ノワール(7000ha)やカベルネ ソーヴィニヨン(213ha)、ピノ グリ(1400ha)、シャルドネ(480ha)、リースリング(250ha)など国際品種が中心です。

その中でもピノノワールが栽培面積の60%近くを占めており、オレゴン州を代表するブドウ品種です。

オレゴン州のピノノワールは世界的に高い評価を得ています。

契機となったのは、1979年にフランスで行われた、ブルゴーニュとオレゴン州のピノノワールの比較テイスティングです。

その際にオレゴン州のアイリー ヴィンヤード ピノノワール 1975が第2位に輝き、世界的に認められました。

 

産地の特徴

オレゴン州では小規模な生産者が多く、家族経営で行っているとこともあります。

そのため十分な手間や時間をワイン造りにかけることができ、高品質なワイン生産を可能にしています。

また、自然へと配慮した意識が強く、サステナブル農法を行っている造り手が多いことが特徴です。

オレゴン州のブドウ栽培面積の約38%が、サステナブルまたは、オーガニック、バイオダイナミックの認定を受けています。

 

オレゴン州のワイン産地では、ウィラメット ヴァレーが有名です。

ウィラメット ヴァレーは、オレゴン州最大規模のワイン産地で、水はけのよい火山性土壌と、ジョーリー・ローム土が特徴です。

夏は乾燥し30℃近くまで上昇することもありますが、夜は急激に温度が下がり、ブドウ栽培に必要な酸を得ることが出来ます。

オレゴン州では最も冷涼な地域とされ、アメリカを代表する良質なピノ ノワールの産地です。