アメリカのワインワイン用語集

オーバーチュア ワインとは?特徴とブドウ品種、歴史

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オーバーチュア(OVERTURE)は、最高級カリフォルニア・ワイン、オーパスワンのセカンドラベルです。

オーバーチュアはラテン語で”序曲”という意味で、オーパスワンへ続く、その始まりというわけです。

 

コース料理ならさしずめ、アミューズでしょうか。

期待を高めつつ、メインへと自然に誘導する大切な役割を担ったファースト・ステップ。

そんなステキな名が与えられたワインですから、「な~んだセカンドラベルかあ……」などと侮ってはいけません。

オーパスワン以上に入手困難な1本なのです。

オーバーチュア

オーパスワンのセカンドラベル

ボルドーのシャトーでセカンドラベルというスタイルが確立されましたが、これによって本丸のワインの品質を高く保つことが可能となります。

一流ワインになると、トップブランドにするほどのブドウでなくても、ではネゴシアンワインに売りに出すにはあまりにも惜しいというレンジのブドウがあるのです。

これをセカンドラベルとして販売することで、ワイナリーの中にワインの序列ができ、結果としてトップブランドの品質を守ることができるのです。

 

オーバーチュアであれば、まだ5~10年程度の若い樹から収穫したブドウを使っています。

オーパスワンとしての規格に沿わなければその名で発表するわけにはいかないからでしょう。

(もっとも、一般的なワインであればこの樹齢は全く問題のないものといえます)

が、ワインとしては申し分のないもので、内容そのものはオーパスワンと同様の品質なのです。

 

つまり使用しているブドウから醸造方法に至るまでメイン銘柄と同じで、違うのは単に樹齢だけなのです。

それなのに価格はぐっと抑えめですから、人気が高まるのも無理はありません。

 

 

ノンヴィンテージのみのワイン

オーバーチュアは、1993年からリリースされていますが、毎年リリースされるわけではありません。

ヴィンテージに関係なくバランスを見てブレンドされるのでノン・ヴィンテージなのです(シャンパーニュと同様の理屈)。

本数も限られているので基本的にはワイナリーでのみの販売。

75ドルほどで手に入りますが、現地で買い付けてきたネット・ショップなどでも購入することが出来、2万円前後で流通しています。

ネットショップについて、おそらくほとんど人がいい商売をしているなあと考えるでしょう。

 

 

ムートンロートシルトのオーナー、フィリップ・ド・ロッチルトとロバート・モンダヴィがオーパスワン・ワイナリーを立ち上げたのは1979年です。

そしてオーパスワン・ワイナリーは2004年にデヴィット・ビアンソをCEOに据え、醸造担当としてマイケル・シラーチを迎えました。

翌年には酒類販売大手のコンステレーション・ブランズ社がロバート・モンダヴィ・コーポレーションを買収。

これによりコンステレーション社がオーパスワンの半分を所有することになります。

もっとも、フィリップの息女、フィリピーヌがコンステレーション・ブランズ社のCEO、ロバート・サンズと協定を結び、オーパスワン・ワイナリーは独立経営が認められているのです。


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