ワイン用語集フランスワイン南西地方

ぺシャルマン ワインとは?特徴とブドウ品種、合わせる料理

ぺシャルマン(PECHARMANT)は、フランス南西部のベルジュラック地区にあるワイン産地です。

ぺシャルマン村を中心として、4つの村で構成されています。

ベルジュラックの町の北側に位置しており、ドルドーニュ川の右岸に半円形で畑は広がっています。

畑は主に南向きの斜面に位置しており、日当たりが良く穏やかな海洋性気候で、ワイン造りに適した恵まれた気象条件を持っています。

ぺシャルマンの土壌はトランと呼ばれる特殊なものとなっており、花崗岩が変形した砂利質で、地中深くは鉄分やミネラルが豊富な粘土質となっています。

その土壌から、力強い赤ワインが作られています。

 

指定栽培面積は400ヘクタール強、年間15000ヘクトリットルを生産しています。

 

ぺシャルマン ワイン

ワインの全体像


ぺシャルマンでは赤ワインのみが生産されています。

栽培されている品種は、メルロ、カベルネ フラン、カベルネ ソーヴィニヨン、コットなどボルドー地方と同じような品種が栽培されています。

1946年にぺシャルマンはAOCに認定されています。

1992年には政令によって生産条件の改訂が行われ、手作業による選果や1年以上の樽熟成を義務化するなど、厳しい基準が設けられ、ぺシャルマン全体で高品質なワイン造りを目指しています。

 

 

またベルジュラック地区のものは比較的軽やかなものが多いですが、ぺシャルマンの赤ワインは力強いタンニンが特徴的です。

熟成は樽を使用して行い、コクのあるタイプのワインが作られています。強いタンニンが特徴的ですが、熟成を経ることによりタンニンはやわらぎ、複雑さを持つことができます。

 

ワイン造りは歴史が古く、11世紀から始まったと言われています。

ベルジュラック地区最初のブドウ畑といわれている「ヴィネ ノール」という畑が、サン マルタン修道院にによってぺシャルマンにつくられたことが始まりです。

このヴィネ ノールはぺシャルマンの別名と言われています。

 

楽しみ方のコツ

ぺシャルマンはボルドーのワインと似たスタイルですが、とはいえボルドーほどの重厚さはありません。

もっと気軽に楽しめるワインですので、飲むときの温度やグラスもさほど気を配らなくても一般的なもので問題ありません。

温度は16度程度、グラスは中ぶりなチューリップグラスであればたいてい合わせることが可能です。

 

上質なワインですが、とはいえ肩ひじ張らずに楽しめるワインですので、例えば持ち寄りのワインパーティーなどで一本あると喜ばれるでしょう。

適度に渋みのある味わいで果実味も豊富なので、ご家庭でのパーティー料理にも合わせやすいでしょう。

ハンバーグや鳥の丸焼きにもいいですし、ワイン単体でもいただけるワインです。

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