ワイン用語集フランスワインシャンパーニュの生産者シャンパーニュ地方生産者

ペリエジュエ シャンパーニュとは?その特徴と歴史

ユーチューブチャンネルもご覧ください→

ペリエ ジュエはエペルネに創設されたシャンパーニュ メゾンです。

65ha以上の自社畑を所有しており、エミール ガレ氏によりデザインされた白いアネモネのボトルはあまりにも有名です。

おそらく↑のような瓶をグルメ雑誌とかワインショップのページとかで見かけた人は多いでしょう。

 

1902年にデザインされたこの壜はフランス語でFLEUR DE CHAMPAGNE(シャンパーニュの花)と呼ばれ、パリとアメリカで大ヒットしました。

そうなると「壜よりも中身のほうが大事だろう」という人もいるでしょうが、それは優秀なこのメゾンへのひがみだというのが評論家の一致した意見です。

つまり、壜のデザインに勝るとも劣らない品質のシャンパーニュということなのです。

 

ペリエジュエのシャンパーニュはウキウキするような華やかな香りと、柔らかく一本筋の通った酸味で、飲みやすい仕上がり。

これはスタンダードクラスもそうですがプレステージのベルエポックでも同様です。

そのためシャンパーニュは重たくて苦手、という人にもお勧めしやすく、おしゃれでかわいらしいラベルとともに女性にも特に人気のメゾンです。

一般的に、シャンパーニュはブドウの風味が凝縮し、さらに酵母とともに長い期間を熟成させますので、口当たりはボリュームを感じるものでしょう。

さらにドンペリニョンやクリュグのようなプレステージ商品になるとその傾向は顕著に表れます。

ところがペリエジュエのシャンパーニュはプレステージ商品のベルエポックであっても、透明感のあるすっきりとした口当たりと、そのあとに長く続く余韻のバランスが取れた仕上がりで、ほかのメゾンのものではなかなかありません。

 

何かうれしいことがあってシャンパンで乾杯したい、おしゃれでうきうきするような日には、ペリエジュエのシャンパーニュはいかがでしょうか。

 

ペリエ ジュエ シャンパーニュ

グランブリュット

辛口のシャンパーニュは、1815年にはイギリス、1837年にはアメリカ市場に輸出され、早い時期から世界中に浸透していきました。

ペリエ ジュエのスタンダード キュヴェはグラン ブリュットです。

2~3年瓶内熟成されたグランブリュットは、エレガントでしっかりとした果実感が特徴的です。

 

プレステージのベル エポックは6年以上セラーで熟成を経てリリースされる、ペリエ ジュエを代表するシャンパーニュです。

2017年にはブラン ド ブランが新しくリリースされ、日本で先行発売されました。

コート デ ブランのグラン クリュ、クラマンとアヴィズのシャルドネのみを使用して造られており、高い評価を得ています。

 

ワイナリーの歴史

1811年にピエール ニコラ マリー ペリエ氏と、妻のアデル ジュエ女史により創設されました。

2代目のシャルル ペリエ氏の時代に、ブリュットやヴィンテージ シャンパーニュをリリースしました。

特にヴィンテージシャンパーニュについては、年ごとのブレンドこそが基本であったシャンパーニュでは、他社に先駆けるチャレンジだったのです。

ペリエジュエがリリースした1825年が、最古のヴィンテージ シャンパーニュとされています。

 

1902年に芸術家のエミール ガレ氏に依頼して、白いアネモネのボトルデザインが誕生しました。

しかし第一次世界大戦の混乱などで永い眠りについていましたが、1964年にベル エポックとして復活しました。

 

ちなみに、ベルエポックとは、「古き良き時代」という意味です。
 
しかしワイン業界にとって1902年頃はフィロキセラ渦がようやく沈静化し、その後の病害の蔓延、世界的不景気による倒産の連鎖など、いいことのなかった時代です。
 
これは想像でしかありませんが、社会全体は不安と戦っていたかもしれませんし、結果として世界的不景気を平和的に乗り越えることができずに二度の世界大戦に踏み切るのです。
 
そのようななか同社が地道にワインを造り続けた毎日は、決して悪い時代ではなかったよというメッセージなのかもしれません。

 

その後、メゾンは投資の対象となってしまい、多くの所有者の手に渡ります。

現在はペルノ リカール社が所有し、安定したワイン造りを行っています。

 

ヴィクトリア女王や、ナポレオン3世など王室に愛されてきたシャンパーニュです。

モナコのグレース ケリー公妃などもお気に入りを公言し、モナコの社交界のパーティー「ローズ ボール」に欠かせないものとなっています。

また大女優サラ ベルナール女史が、ペリエ ジュエのシャンパーニュをバスタブに入れ入浴をしていたというエピソードもあり、その人気の高さがうかがえます。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ここからはPRになります。

当サイト「ワインの教科書」は、高品質ワインのオンラインショップ「ワインブックス」を運営しています。

もしあなたが当サイトでワインに興味をもち、「実際に飲んでみたい、手にしてみたい」そう思ったときに覗いてみてください。

きっと素晴らしいワインとの出会いが待っていることを、お約束します。
オンラインショップのご案内



ワインの教科書は、オンラインショップ”ワインブックス”を運営しています。

見ているだけでも楽しめるように、

できるかぎり丁寧なサイト運営を心掛けています。

ぶらっと近所のお店に散歩にいくように、ぜひお立ち寄りください。

ワインブックスへ→