ドイツワインワイン用語集

ファルツのワイン|特徴とブドウ品種を解説

ファルツのシャトー

ファルツは、ドイツワインの指定生産地域の一つです。

ファルツは以前ラインファルツと呼ばれていましたが、1993年からファルツに改名されました。

ファルツはラインヘッセンの南にあり、フランスアルザス地方のすぐ北に位置しており、フランスとの国境近くまで広がっています。

ラインヘッセンに次いで、ドイツで2番目に大きいワイン産地で、およそ24000ヘクタールの指定栽培面積があります。

輸出も盛んであり、ドイツ国内でも流通量が多いため、ファルツのワインは世界中で広く親しまれています。

 

フランスの国境にある地域のため、戦争の舞台となった悲しい過去を持ちます。

 

 

ファルツのワイン

全体像


ファルツはドイツの中では晴天が多く温暖な気候であり、フェルツァーヴァルト山地の斜面に畑は広がっています。

べライヒはミッテルハールトと、ズュードリッヒヴァインシュトラーセの2つが含まれています。

北側のべライヒであるミッテルハールトは、軽い粘土や砂、ロームなどが混在した土壌構成です。

一方南側のズュードリッヒヴァインシュトラーセは、ロームの割合が多く、より豊かな土壌構成となっています。

 

ファルツにはワインの銘醸地を通過している街道があり、ファルツ地方を南北に縦断しています。

この街道は素晴らしいブドウ畑の景観を楽しむために発案されたもので、ドイツワイン街道と呼ばれています。

この地域はフランスの文化的影響を強く受けており、ドイツワイン街道ではフランス料理店やファルツの郷土料理と、ファルツのワインを楽しむことが出来ます。

 

ワインの特徴とブドウ品種

ファルツの特徴は、ドイツでは最大規模の赤ワイン産地ということです。

モーゼルラインガウなどの銘醸地では白ワインの生産が多くを占めていますが、ファルツでは赤ワインも盛んに生産されています。

特に黒ブドウであるドルンフェルダーやポルトギーザーの栽培が増加しており、注目されているワイン産地です。

 

ファルツで生産されているワインは、50%ほどが白ワイン、35%ほどが赤ワインです。

栽培されている品種は、リースリングやミュラートゥルガウ、ドルンフェルダーやポルトギーザーです。

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