高貴な甘さと香りの赤ワイン
甘さと香りにこだわって、オーストラリア産の濃厚な赤ワイン品種のぶどうと、遅摘み甘口ワインの原料を使用しています。
注いでみると、色は鮮やかで明るい赤紫。縁のあたりは渋い黄色がかってみえました。全体的に透明感があります。
軽やかな甘い果実香がします。
~高畠ワイナリー(山形県) 甘口/ミディアムボディ
味わい
丸く上品な甘さが広がります。凝縮した果実の甘さです。後味は、甘みの中に軽い酸味が感じられます。渋みはほぼ感じませんでした。
常温でいただいたので、より甘さを感じられたのだと思います。飲み頃温度の7℃~10℃でいただくと、少し締まった感じからの甘さと香りの広がりを感じられそうです。
時間が経つにつれて少しだけ酸味が増した感じがしましたが、甘みを超えることはなく、安定感がありました。酸味が、絶妙なバランスで甘みを下支えして引き立て、引き締めている感じです。
甘いワインですが、全体的に軽やかで後口がさわやかなので、飲みやすく、飽きることがありませんでした。
ドライフルーツといただく
今回は、果物を色鮮やかなまま乾燥させたタイプのドライフルーツと一緒にいただきました。
ドライフルーツを口に入れて味わうと、果物の風味がしてきます。
そこにワインを入れると、ワインの甘さを土台にして、果実のフレッシュな味わいが一気に押し上げられます。ワインがドライフルーツの甘さを濃くして果実の風味を際立たせた感じです。
イチゴ、マンゴー、みかん、パイナップルなど、風味が強めの果実と好相性でした。
おすすめな方
甘めのワインを好む方にはもちろん、食前酒やデザートワインの感覚で、多くの人に受け入れられるワインだと思います。
上品な甘さと香りをぜひご堪能ください。
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ワインとドライフルーツはそれぞれ遠方からお持ちいただいたものでした。お持ちいただいた方のお気持ちも一緒にいただきました。