ワイン用語集イタリアワイン

ラマンドロ ワインとは?特徴とブドウ品種、合わせる料理

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ラマンドロ(RAMANDOLO)は、イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州にて作られる、2001年に認定されたDOCGワインです。

甘口ワインとして古くから知られていて、レチョートディソアヴェやヴィンサントのように収穫後陰干しをして糖度を高めて醸造されます(これをパッシートといいます)。

食文化のライト化とともに生産量の減少傾向のあるイタリアにおいて希少な甘口ワインのDOCGですので、ここで押さえておきましょう。

ラマンドロ

長期間にわたるアルコール発酵

ラマンドロにはヴェルドゥッツォという品種のブドウが100%つかわれます。

澄んだこがね色、豊かな果実味と、アカシアや、はちみつの香りが特徴の甘口白ワインです。

非常に希少で、イタリア国内でも需要が高いです。

アルコール度数は、最低12%以上と定められていて、ソフトプレスで搾汁し、温度調節できるタンクの中で約1年間発酵が進められます。

アルコール発酵が1年間というのは極めて長いのですが、これは

パッシートにより糖分を高めてプレスするため酵母の働きが鈍くなることと

・発酵開始が通常のワインよりも遅く、冬の期間にさしかかり温度低下の結果、自動的に発酵がストップする

等の理由によるものです。

 

その後、ステンレス製のタンクと木製の樽の中で熟成が進められます。

 

 

 

ワインのブドウの品種

ヴェルドゥッツォ・フリウアーノ種のブドウは、現地特有の品種で、フリウリで最も古くからある品種だといわれています。

この品種は、さらに2種類に分かれていて、平野地で栽培される辛口ワイン用のヴェルデ種と、丘陵地で栽培される甘口ワイン用のジャッロ種があります。

ラマンドロの生産に用いられるのは、ジャッロ種のほうで完熟のブドウを木に付けたままか、もしくは専用の棚を使い50日から60日間かけて乾燥させます。

 

ジャッロ種の生産される地域は、砂岩を含んだ土壌が特徴の丘陵地域で行われます。

兵陵での栽培は、斜面を利用して効率よく日光を当てることができます。

標高は380mほどで、ブドウの生産地としては非常に涼しい場所となっています。

また、周囲を小高い丘に囲まれていて、アルプス山脈から流れてくる冷風からブドウを守ることができるという特徴もあります。

このように、この地域にはブドウの栽培に適した要素が多くあり、古くからワインの製造がおこなわれるようになったことにも納得がいくでしょう。

 

 

 

伝統的な甘口ワイン

イタリアでは、食後に甘いデザートワインを飲む習慣があります。

しかし、近年では世界的に食文化のライト化が進み、イタリアでもその習慣がなくなりつつあります。

そうなると甘口ワインではワイナリーを継続することができず、一部のワイナリーでは儲けられないからと、辛口ワインへと切り替える生産者たちも出てきます。

ワイナリーも経営ですから仕方のないこととはいえ、伝統が守られないことにはさみしさも感じますね。

ラマンドロでは、業界団体への働きかけでDOCGに格上げされ、これを契機に生産量が増え、良質な甘口の白ワインの生産を続けています。

 

合わせる料理

ラマンドロは、アーモンドやドライイチジク、樹液の蜜のような香りがあり、濃縮感のあるトロッとした甘みとほんのりした渋味が特徴です。

甘味に隠れていますが酸味も程よくあり、これが酒質を支えています。

アーモンド風味のビスケットやデザート全般、マスカルポーネを使ったティラミスなどは最高のマリアージュでしょう。

イチジクをグラタンにしたり、カラメリゼしてヴァニラアイスクリームを添えたデザートなども試してみたい組み合わせです。

 


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