ワイン用語集フランスワインボルドーのシャトーボルドー地方生産者

シャトードレイヌヴィニョーとは?その特徴と歴史

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シャトー ド レイヌ ヴィニョーは、ソーテルヌ地区でプルミエ クリュに格付けされているシャトーです。

セカンド ワインは、マダム ド レイヌです。

1834年に取得したオーナー、カトリーヌ ド レイヌ女史に由来しています。

 

辛口ワインは、ル セック ド レイヌ ヴィニョーという名でリリースされています。

所有している畑は84haです。ボムの台地の高台に位置し、土壌は砂利質です。

栽培面積はセミヨン74%、ソーヴィニヨン ブラン24%、ミュスカデル2%です。

 

シャトードレイヌヴィニョー

かつてのイケムの好敵手

収穫はすべて手摘みで行い、発酵はステンレスタンクと一部樽を使用して行います。

熟成は新樽50%で、18~24カ月行います。

2014年には、動物性由来の製品の使用をなくし、ヴィーガンの認証を取得し、多くの方に愛されるワイン造りを行っています。

 

このシャトーは19世紀に一世を風靡し、1867年のパリ万国博覧会ではソーテルヌを代表するシャトーとして紹介されるほどの品質を誇っていました。

その時の勢いはイケムをしのぐこともあると評価されたほどでしたが、現在は鳴りを潜めています。

 

ワイナリーの歴史

1635年にガブリエル ド ヴィニョー氏により設立されました。

その後1834年にカトリーヌ ド レイヌ女史が取得し、シャトーは代々引き継がれていきます。

この時期のシャトー ド レイヌ ヴィニョーの評価はとても高く、ソーテルヌの筆頭であるシャトー ディケムに次ぐものだったと言われています。

 

1961年にはボルドーネゴシアンである、メストレザ エ ドメーヌ社に売却されます。

メストレザ エ ドメーヌ社は、畑やセラーの改修を行い品質改善に努めます。

2004年からはCA グランクリュ社が所有し、2015年にはトレゾール デュ パトリモワーヌ社が購入しました。

現在の醸造責任者はヴァンサン ラヴェージェ氏が務め、品質向上を目指したワイン造りを行っています。

 

20世紀の評価はあまり高くはないですが、19世紀には高い評価を得ていました。

そして1980年からはまた品質が向上していきています。

ワイン誌ル クラスマンでは「価格は常にお手頃で満足度が高い」と評価しています。

立地条件が良く、過去の高評価もあるので、「無限の可能性を秘めている」とも評されており、これからが注目されているシャトーです。