ワイン用語集フランスワインボルドーのシャトーボルドー地方生産者

シャトーリューセックとは?その特徴と歴史

シャトー リューセックは、ソーテルヌ地区でプルミエ クリュに格付けされているシャトーです。

セカンド ワインは、カルム ド リューセックです。

辛口ワインは、R ド リューセックという名でリリースしています。

所有している畑は92haで、大部分が邸館とワイナリーを囲むように広がっています。

畑はシャトー ディケムに隣接しており、東側の小高い丘の上に位置し、比較的早熟です。

栽培面積は、セミヨン92%、ソーヴィニヨン ブラン6%、ミュスカデル2%です。

シャトーリューセック

ラフィット経営の貴腐ワイン

栽培では収量制限を厳しく行い、収穫を6~8週間かけて手摘みで行います。

収穫の際にはワインに適度な酸を持たせるために、あえて貴腐化していないブドウも収穫します。

発酵はステンレスタンクで行っていましたが、1996年から一部で樽を導入します。

そして2000年からは全面的に樽発酵を採用しました。熟成は新樽率60%で、30カ月行います。

使用する樽は、ラフィット ロートシルトの工場から送られてきたもので、リューセック用に、弱火で長時間内側を焦がしたものを使用しています。

 

ワイナリーの歴史

18世紀はカルメル会修道院が所有権を持っていましたが、フランス革命により没収されてしまいます。

そして1790年に国有資産として競売にかけられ、マレイヤック氏が購入したとされています。

1971年にはアルベール ヴィエール氏が購入しました。この時代にリューセックは、品質が改善されたと言われています。

(ただし極端な生産方法を試した結果、収穫年によるばらつきがあるとの評価があります)

 

1985年に、ロートシルト家とアルベール フレール男爵が共同所有することになります。その後フレール男爵がロートシルト家に売却し、ロートシルト家の単独所有となります。

ロートシルト家は62haだった畑を、92haまで拡張し、様々な設備投資を行っています。

 

ラフィットロートシルトの資本と技術が入るのですから、ワインが悪かろうはずがありません。

とても評価が高いシャトーで、ソーテルヌだとシャト ーディケムに次ぐ評価を得ています。

厳しい品質基準を設けており、出来の悪いヴィンテージにはリューセックをリリースせず、一貫したワイン造りを行っています。

 

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