ロベール シュヴィヨンは、ニュイ サン ジョルジュを本拠地とするドメーヌです。
1968年頃より父のモーリス氏のワイン造りに、ロベール氏は加わっています。
その当時は3haほどしか畑を所有していませんでしたが、現在は13haほどまで拡大しています。
ここはイギリスとアメリカで特に人気のあるドメーヌです。
おもなクリュは以下のとおりです。
Nuits-Saint-Georges Les Chaignots
Nuits-Saint-Georges Les Bousselots
Nuits-Saint-Georges Les Roncières
Nuits-Saint-Georges Les Perrières
Nuits-Saint-Georges Les Pruliers
Nuits-Saint-Georges Les Cailles
Nuits-Saint-Georges Les Vaucrains
Nuits-Saint-Georges Les Saint-Georges
ロベールシュヴィヨン
ニュサンジョルジュの名ドメーヌ
グラン クリュは所有していませんが、レ サン ジョルジュやヴォークランなど、ニュイ サン ジョルジュにある素晴らしいプルミエ クリュを多数所有しています。
ロベール シュヴィヨンはまさにニュイ サン ジョルジュを代表するドメーヌのひとつです。
栽培はリュット レゾネにより行われ、厳しい剪定を行い、収量を徹底的に抑えています。
選果はすぐに畑で行います。醸造過程では、なるべく人の手を加えすぎないようにワイン造りを行なっています。
80~100%除梗を行い、低温浸漬は行いません。
発酵はステンレス タンクを使用し、熟成は樽により行います。新樽率はプルミエクリュで30%ほどであり、18ヶ月熟成を行います。
ニュイ サン ジョルジュでは珍しく白ワインも生産しており、アンリ グージュの畑から発見された、ピノ ノワールの突然変異とされているピノ グージュを使用しています。
ドメーヌの特徴と歴史
ロベール シュヴィヨンの特徴としては、所有している畑の樹齢の高さが挙げることができます。
平均樹齢が50〜75年と高く、中には樹齢100年を越えるブドウの樹も所有しています。
古樹から収穫されるブドウは自然と低収量となり、凝縮した味わいのワインを作ることを可能としています。
先代のモーリス シュヴィヨン氏と、ロベール シュヴィヨン氏は1968年ごろから共にドメーヌを運営しています。
その頃よりドメーヌ の評価は上がり始めました。
1977年にはすべてのワインをドメーヌ 元詰めにしました。
2000年にロベール シュヴィヨン氏は引退し、現在はロベール氏の息子のベルトラン氏とドゥニ氏が中心となり運営しています。
ベルトラン氏が醸造を主に担当して、ドゥニ氏が栽培を担当しています。