ワイン用語集フランスワインブルゴーニュ地方

ロゼデリセーとは?特徴とブドウ品種、合わせる料理

ロゼデリセー(ROSE DES RICEYS)シャンパーニュが本場のシャンパーニュ地方の中で、スティルワインのロゼのみがAOCに認められた変わったワインです。

日本で見かけることはほとんどありませんが、その品質はフランス本国では有名です。

もともとシャンパーニュとして素晴らしいワインを生む条件がそろっているので、スティルワインを造っても上質なのです。

フランスでも最も素晴らしいロゼワインとしても知られており、「フランスの3大ロゼ」の1つとされています。

ロゼデリセー

ワインの全体像

スパークリングワインの製法が普及する17世紀までは、赤ワインの生産地のシャンパーニュ地方でしたが、現在ではシャンパーニュ(スパークリングワイン)が9割を占めています。

その中でロゼのみがAOCに認定されている珍しいワインが、ロゼデリセーなのです。

リセー(RICEYS)村で生産されており、唯一村名がAOCとなっています。

 

ブドウ品種はピノノワール100%で作られており、極上のピノノワールが収穫した年にしか生産されないという希少なワインです。

日本でも出回ることが少なく、ワインショップでもほぼ見かけませんし、見かけたとしても高価なワインです。

 

ワインの味わい

シャンパーニュ地方では珍しい非発泡ワインです。

ロゼならではのローズピンクの美しい色合いよりも少し濃く、シャンパーニュのロゼらしい華やかさが見た目でも楽しめます。

イチゴやベリーなどの赤い果実の中に若干のスパイスが感じられるアロマとなり、凝縮された果実味が繊細に広がります。

酸味とミネラルのバランスも良く、他のロゼワインとは一味違った筋の通ったクオリティの高さを感じることができます。

上品な飲み口ながら、フレッシュさのある喉ごしが魅力です。

 

楽しみ方のコツ

ロゼデリセーを飲む時は、10℃前後に冷やすと美味しく飲むことができます。

ロゼワインなので、基本的にはどんな料理とのマリアージュも良く、肉料理や魚料理とも楽しめます。

肉料理であれば牛肉よりも鶏肉や豚肉などの料理に、若干のフルーツを添えたようなお料理です。

ただし、ロゼデリセーは希少なワインですので、やはりワイン本来の味を楽しんでから料理と組み合わせたいものです。

 

ロゼデリセーの中でも、ドメーヌモレルで生産されているものは高い評価を得ています。

ルイ14世も虜になったとされるロゼデリセーであり、評判の高さからヴェルサイユ宮殿で貴族たちに愛されるようになったとされています。

高品質なピノノワールの生産者だからこその味わいを楽しめるでしょう。

 

ロゼデリセーは、コトーシャンプノワと同様、目的ははっきりしなければ普通に生活していて口にすることはまずありません。

そのためで会った時は、それなりの気持ちの準備をして、もう二度と味わうことはないだろうという心構えで飲んだほうがいいでしょう。

もちろん、現地に行けば普通に飲めますので、感動すれば現地に旅行に行けばいいので、深刻にならない程度に。