ワイン用語集フランスワインブルゴーニュ地方

リュショットシャンベルタンの語源と特徴

リュショットシャンベルタン(RUCHOTTES CHAMBERTIN)は、ジュヴレシャンベルタン村にあるグランクリュです。

この村では最北にあるグランクリュで、また場所も端のはずれのためおかげで人気もなく、おそらくジュヴレシャンベルタン村では最も低い価格で流通しています。

 

このワインはマジシャンベルタンと同様名目上二つに分かれていて、傾斜の上部が リュショットデュスュ(RUCHOTTES DUSSUE)、下部がリュショットデュバ(RUCHOTTES DU BAS)です。

この二つもラベルに記載する必要はありませんのでどちらで造られたのかは消費者にはわからないので意味のない区分けとも言えます。

 

面積は3.3037ha、所有者は7と少なく、年間生産量は1100ケースほどと小ぶりです。

 

リュショットシャンベルタン

語源と特徴

他のグランクリュ同様、語源には諸説あって、もっとも信頼性のあるものは岩を意味するロシェ(ROCHERS)だとする説です。

リュショットの語尾のOTTESは、フランス語で小さいことを表すので、実際に小石交じりの土壌は説得力を増しています。

もう一つはミツバチの巣を意味するリューシュ(RUCHE)だとする説で、この場所で修道院の養蜂場があったというものです。

 

地質学的にほかのグランクリュに比べても勾配がきつく、さらに痩せた土壌環境で、そのためワインは若い時は荒々しいほどの渋みを持つことがあります。

しかしその分凝縮し、強い渋みを持つため熟成させることで華やかさを発揮しやすいワインともいえるでしょう。

 

主要な生産者に、

アルマンルソー(1.06ha)、ジョルジュミニュレ・ジブール(0.64ha)、フレデリックエスモナン(0.52ha)、ミシェルボヌファン(0.54ha)

があります。

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