ワイン用語集フランスワインブルゴーニュ地方

サンヴェラン ワインとは?特徴と味わいのコツ

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サンヴェラン(SAINT-VERAN)は、フランスのブルゴーニュ地方、南部のマコネ地区に位置している白ワイン産地です。

以前はボージョレ ブランの名前でワインを生産していましたが、1971年にAOCに認定されました。

 

サンヴェランはプイイ フュイッセを囲むように広がっており、プイイ フュイッセの南と北に畑が分かれています。

サンヴェラン村を含む8つの村から構成されており、北部はダヴィエ、プリセ、ソリュトレ プイイの3つで、南部はシャンヌ、シャスラ、レイヌ、サンタムール、サンヴェランの5つです。

 

北部のソリュトレ プイイ村のものはプイイフュイッセを名乗ることも出来、南部のサンタムール村産の赤ワインはボージョレのクリュ デュ ボージョレのひとつとしても知られています。

サンヴェランはウミユリ石灰岩を母岩にもち、岩山の西側は泥炭土、東側が石灰岩と泥炭土で構成されています。

 

評価の高い生産者に

Domaine Christophe Cordie、Daniel Barraud、 Domaine Thibert Père & Fils、Roger Lassarat、Maison Jean Rijckaert 、Verget

等があります。

サンヴェラン

ワインの特徴

白ワインのみがサンヴェラン を名乗ることが許されており、プイイフュイッセの兄妹的なワインとして知られています。

生産されるワインの特徴もプイイ フュイッセと似ており、柑橘や洋梨のような果実の香りやミネラル感、熟した果実のニュアンスが感じられます。

コート ドールよりも恵まれた日照量を持ち、穏やかな酸味で親しみやすい味わい持ちます。

赤ワインも生産されていますが、サンヴェランを名乗ることはできないため、赤ワインはボージョレを名乗り、飲みやすいタイプの早飲みタイプのワインが生産されています。

 

ぶどう品種

chardonnay

サンヴェランの名では白ワインのみ生産されており、使用品種はシャルドネです。

サンヴェランが位置しているマコネ地区には、シャルドネという村があり、ブドウ品種であるシャルドネの故郷と呼ばれています。

サンヴェランとプイイ フュイッセはどちらもソリュトレの奇岩の周辺に位置しています。

ソリュトレの奇岩とは、化石化した珊瑚の地盤が蜂起して出来上がった岩で、その岩の麓に畑が広がっています。マコネ地区の観光名所として、多くの人が訪れています。

 

楽しみ方のコツ

サンヴェランは、高品質ではありますが比較的値段は手ごろで、気軽に飲めるタイプのワインです。

そのため、あまり温度やグラスにこだわるとその良さを楽しめないこともあるかもしれません。

グラスは中ぶりで先がつぼまったものであれば何でも構いません。

温度も8~10度くらいに冷やし、多少低くても楽しめますし、温度が上昇すると香りが華やぎます。

柑橘系の果実味がギュッと凝縮したような味わいのワインなので、魚介類の料理全般に合わせられます。

サーモンを厚切りにしてグリルにしたような料理や、白身魚のカルパッチョには最高でしょう。

ご家庭であれば、スパゲティヴォンゴレに合わせてみてはいかがでしょうか。

アサリの磯の香りとサンヴェランのミネラルの印象がよく合い、きっと素晴らしいマリアージュになるでしょう。