ワイン用語集イタリアワイン

ソアーヴェ クラシコ ワインとは?特徴とブドウ品種、合わせる料理


SOAVE(以下ソアーヴェ)は、イタリアのヴェネト州にあるソアーヴェ村やその周辺の村で生産される白ワインのDOCとなります。

1968年にDOCの指定を受け、2000年以上の古い歴史があるワインです。

日本のイタリア料理ブームでもいち早く気軽なタイプのワインとして紹介され、イタリアの白ワインといえばソアーヴェというくらいに知られています。

実際には古代ローマ時代から品質の良いワインとして評価を受けていて、中世になって更にブドウ栽培が盛んになったのです。

DOCよりも高品質であるDOCGワインに1998年に指定されたレチョート・ディ・ソアーヴェや、2002年DOCGに昇格したソアーヴェ・スペリオーレもあります。

ソアーヴェは「気持ちいい」という意味があり、実際に飲み心地は軽やかで酸味がさわやかです。

まさに飲んで気持ちの良くなるワインといえます。

 

ソアーヴェ

ブドウの品種

ソアーヴェに使用されるブドウは、ギリシャが起源と言われているガルガーネガ種(GARGANEGA)を使用しています。

ガルガーネガのみで造るか、この地域固有の品種であるトレッドビアーノ・ディ・ソアーヴェ種をブレンドして造ります。

トレッビアーノフランスではコニャックのブドウ品種であるユニブランと同一、もしくは亜種になります。

ガルガーネガ種は条件の良い地域にて栽培され、ヘクタールあたりの収穫量の制限があります。

レチョート以外のソアーヴェは早飲みのワインが多く、リリースしたては洋ナシやパイナップルのようなアロマを持つワインに仕上がります。

 

ソアーヴェの特徴

軽めの辛口で、色は若いうちは緑がかった麦わら色です。

酸味がさわやかで果実味が豊かなのでサッパリした味わいが特徴の白ワインとなります。

火山灰の土壌(ヴォルカニック土壌)によってミネラルを感じる仕上がりとなっており、果物や白い花のようなアロマのフレッシュさが魅力です。

シャープな酸も少し感じられ、心地よい飲みくちとなります。

完熟したレモンのような風味も感じられ、清涼感のある白ワインと言えるでしょう。

前述のように日本ではイタリアの白ワインを代表する認知度があります。

コストパフォーマンスも良く、日本でも1000円台から購入出来る手軽なワインとなります。

 

レチョート ディ ソアーヴェ

レチョートはバルポリチェッラでも知られている製法の一種です。

収穫したブドウを陰干しすることで糖度を高め、その結果糖分やアルコールの高い酒質を持つワインに仕上げます。

(ただし、バルポリチェッラは陰干ししたブドウを辛口に仕上げたアマローネ、甘口に仕上げたもレチョートの二つがありますが、ソアーヴェではレチョート(甘口)しかありません。)

フランスではヴァンドパイユと呼ばれる製法が似ています。

通常のソアーヴェよりも製法の難易度が高く、かつ、希少性もありますので大変に高価なワインになります。

 

相性の良い料理

辛口ワインなので魚料理との相性良く、アドリア海の魚介類と楽しまれています。

コストパフォーマンスも良いことから、デイリーワインとしてパスタなどとも相性良くなっています。

特にボンゴレや魚介を使ったパスタであれば、ワインのフレッシュなアロマも楽しめます。

 

また酸味が低いので、刺身や生魚、生ガキとのマリアージュも良いでしょう。

生ガキはシャブリとのマリアージュが知られていますが、ソアーヴェとも最高のマリアージュです。

夏にはしっかりと冷やして(6~8度程度)飲むと、よりいっそう美味しく飲むことが出来ます。

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