ワイン用語集フランスワインボルドー地方

シャトーソシアンドマレとは?その特徴と歴史

シャトー ソシアンド マレは、ボルドー地方のオー メドック地区に位置しています。

サン スーラン ド カドゥルヌ村の名声を高めたシャトーとして知られています。

セカンド ワインはラ ドモアゼル ド ソシアンドマレです。

 

このシャトーは1995年にパリで開かれたワインテイスティングで並み居るシャトーを押さえてトップに立ったことで一気に注目を集めたワインです。

ジロンド川を見下ろす小高い丘の上にあって、土壌そのものは砂利が多くモンローズに似ていたのです。

ところがその潜在能力に気づく人がいないためシャトーは野放しにされ、わずか6ヘクタールの荒れ放題の状況だったのです。

そこにやっと目を付けた生産者が粘り強く努力を続けた結果が現在の高評価につながるのです(後述します)。

 

シャトーソシアンドマレ

ワインの全体像


所有している畑は85haであり、ド バレロンの小高い丘に位置しています。

ジロンド川に近いため、比較的温暖で穏やかな気候条件をもっています。

土壌は砂利が多く、排水性に優れています。栽培面積はカベルネ ソーヴィニヨン48%、メルロ47%、カベルネ フラン5%です。

 

 

栽培においてグリーン ハーヴェストや徐葉はあまり行わず、剪定により収量を制限しています。

収穫はすべて手摘みで行い、発酵はステンレスタンクとセメントタンクを併用し、自然酵母のみを使用しています。

マロラクティック発酵はタンク内で行い、熟成は新樽率100%の樽内で12カ月行います。

澱引きやろ過処理を行わずに瓶詰めされ、リリースされています。

 

ソシアンド マレは、ボルドーで最も長期熟成ができるシャトーのひとつです。10~25年寝かせることにより真価が発揮される、クラシックなスタイルが特徴的です。

 

ワイナリーの歴史

1600年代に、バスク地方出身のソシオンド家によってソシアンド マレの歴史が始まったと言われています。

その後所有者は変遷し、19世紀半ばにはマダム マレが取得、そして1969年にはジャン ゴードロー氏が購入しました。

当時のソシアンド マレは、放棄されているような状態であり、畑は5haほどしかありませんでした。

そこからジャン ゴードロー氏の尽力により畑は拡大し、クラシックなボルドースタイルのワイン造りを心掛け、シャトーの評価を高めていきました。

ソシアンド マレは2003年からはブルジョワ級の申請を行っておらず、あえて格付けされていません。

 

 

ソシアンド マレは格付けされていませんが、ワイン評論家から高い評価を得ています。その高い品質は、メドック2級に格付けされているシャトーに匹敵すると言われています。

 

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