ハンバーグは日本の家庭料理としては定番中の定番で、お子様も大好きですし、もちろん大人も好きな人は多いでしょう。
ワインとの相性も良く、手作りのハンバーグを作った苦労とワインの味わいはまた格別でしょう。
ここではワインとハンバーグの組み合わせをご家庭での楽しみにフォーカスして検討してみましょう。
ハンバーグに合うワインとそのマリアージュ
ハンバーグは家庭料理?
ハンバーグは牛や豚のひき肉に玉ねぎや香味野菜のみじん切り、ナツメグなどのスパイス、小麦粉、パン粉、牛乳などで合わせて整形し、フライパンで焼き揚げる料理です。
高級洋食店などの例外はもちろんありますが、基本的にはどの食材も日常気軽に購入できるもので、手間はかかりますが大衆的な家庭料理ととらえて問題ありません。
そのためハンバーグに合わせるワインは価格的にも2000円以内の気軽なワインがいいですし、コンビニやスーパーのワインでも十分に合わせられます。
もちろん付け合わせやソースによっては高級ワインにも合わせられますが、基本的には一本5000円を超えるようなワインは合わせづらいといえるでしょう。
合わせるワインとは?
では、具体的にどのようなワインがいいのでしょうか?
ハンバーグはひき肉と野菜から来るうまみと肉の風味が感じられ、そのため白ワインよりはもちろん赤ワインが良いマリアージュです。
ただし脂分が強烈に感じるかといえばそうではありません。野菜のうまみと調和がとれているのでハンバーグ単体で食べやすく、そのため日本の食卓にも合わせやすいのです。
そう検討すると、渋味や果実味が強すぎる赤ワインよりは、若干渋みが押さえめでまろやかな味わいのワインがいいのでは、と考えることが可能です。
もっとも、2000円以内で探そうとするとそこまで渋味の強いワインは見つけるのが難しいでしょう。
そのため、例えばコートデュローヌの赤やラングドックなどの南フランスの赤ワインは最高の組み合わせですね。
ややしっかりしたワインですと南西地方のカオールなどもいいでしょう。
コンビニワインであればキャンティやチリやアルゼンチンのカベルネソーヴィニヨンもしっかり合わせられます。
ソースや付け合わせを検討しよう
ハンバーグは、肉と野菜が合わさっているので味わい的には中庸で、そのためソースや付け合わせで様々な味わいに仕上げることが可能です。
トマトで煮込めばキャンティクラシコやヴィーノノビーレーディモンテプルチアーノでもいいでしょうし、赤ワイン風味のデミグラスソースで煮込めばボルドーのワインでもいいでしょう。
チーズで煮込めば樽熟成させたシャルドネの風味とも合わせることができます。
「ハンバーグは家庭的だけど、せっかくいただいたワインは高級なので、どうしても合わせたい」
ということであればいっそのことトリュフを数枚散らしてみてはいかがでしょうか?
やや無理がありますが、一気に高級感のある味わいになり、ボルドーやブルゴーニュの高級ワインとも合わせやすくなるでしょう。
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