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ワインの賞味期限はあるの?ないの?消費期限との違いは?

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ワインは食品ですので当然いつかはピークアウトをします。

とはいえ、ワインによっては100年たっても飲めるものもあったり、逆にすぐに飲み頃を超えてしまうものもあったりと千差万別です。

そのためワインに賞味期限があるのかないのかは不思議に思う人も多いかもしれません。

 

もっとも「賞味期限とは」は、法律にきちんと明記されているものなので、理屈立てて検討することが可能です。

そしてワインについては「賞味期限はない」という説が一般的です。

 

ここでワインと賞味期限について検討してみましょう。

 

ワインの賞味期限

そもそも「賞味期限」とは?

ワインも食品なので食品衛生法という法律の規制を受けます。

そして賞味期限は食品衛生法の特別法である食品表示法という法律の内閣府令ということで食品表示基準に記されています。

この食品表示基準の第二条八項に賞味期限とは、

定められた方法により保存した場合において、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする。

と定められています。

これをワインに当てはめれば、「ワインに期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限」を指すと解釈することが可能です。

 

では、ワインに期待されるすべての品質とはどのようなものでしょうか?

ここはもう少しわかりやすい言葉で解説が可能でしょう。

肉や魚に期待されるすべての品質とは、要するに「体に害がなく、おいしく食べられること」でしょう。

そこから考えればワインについてもおのずと「身体に害がなく、おいしく飲めること」となります。

 

もちろん、消費者によってはおいしいだけではなくて健康にいいとかダイエットに効果があるというところまでを期待する人はいます。

しかし、賞味期限は消費者が決めることではなくて販売者や輸入者が決めることなので、供給者側の理屈での「すべての品質」で事足りることになります。

 

ワインには賞味期限がない理由は?

ワインにはほかの食品と違い、熟成という概念があります。

そして熟成はワインそれぞれに違いがあって、中には100年たっても品質が保持されているものもあるのです。

では、100年たったワインに期待する品質とはどのようなものでしょうか?

普通の感覚であればフレッシュ感は求められないし、飲みごたえとかそんなことよりも「100年たったこと」への尊敬の念や知的欲求でしょう。

それであればとりあえず体に害がなければ問題ないことになりますし、そのため「ワインには賞味期限がない」ということになるのです。

 

消費期限と賞味期限

やや難しい話になって申し訳ないのですが、法律の概念で「賞味期限」とは別に「消費期限」というものがあります。

ざっくり言えば、賞味期限は「おいしく食べられる期限範囲」なのですが、消費期限は「安全に食べられる期限範囲」となります。

そのため生鮮食品(肉や魚や野菜)は賞味期限ではなくて消費期限が重要になります。

逆に缶詰やインスタントラーメンなどは原則として消費期限はありませんが、一応賞味期限が設定されています。

 

ワインは古くなったところで体に害があるわけではありませんので、そこから検討するとやはり生鮮食品とは違って賞味期限はないということになります。

ただし、たとえばフレッシュな白ワインであれば5年程度が消費期限という風に判断することも可能でしょう。

 

もっとも、これも「俺は枯れた白ワインが好きだ」という枯れ専もいる所にはいるでしょうし、供給者側が押し付けるのも避けたいところでしょう。

そのためワインには消費期限も記載しないのが通例となっています。

 

 

 


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